【VW ゴルフ 新型】ハイパフォーマンスでも扱いやすいクルマ

自動車 ニューモデル 新型車
VWゴルフR
VWゴルフR 全 48 枚 拡大写真

4年ぶりに改良が施されたVW『ゴルフ』の全モデルが、5月27日から28日にかけて開催されたVW DAYに展示され、一般には初お披露目となった。

【画像全48枚】

◇ゴルフは日本で最も愛されている輸入車

「ゴルフは1974年にデビュー以来、VWが掲げるモビリティの民主化という伝統を受け継ぐとともに、様々な革新を世界の皆さまに届けてきた」とは、フォルクスワーゲングループジャパン代表取締役のティル・シェア氏の弁。そして、「そのクルマ作りの姿勢は、人々の生活をより快適に、より安全にするだけではなく、常に世界のクルマ作りにも大きな影響を与えてきた。世界を常にリードするベンチマークモデルといえる」と述べる。

また、ゴルフはスポーツモデルやカブリオ、ヴァリアントなどバリエーションを広げながら、1974年の登場以来、累計3300万台以上を生産。日本においても、1975年の導入以来、累計85万台ものゴルフシリーズが発売されており、「日本で最も愛された輸入車といっても過言ではない」という。

新型ゴルフについてティル・シェア氏は、「これまでと同様に世界のコンパクトカーの基準を超える様々なテクノロジーを加えることで、その成熟度を増した」とコメントした。

◇どのモデルでも安定志向のドライバビリティ

同社広報部製品広報の池畑浩氏は、新型で最もアピールしているのは「デジタル化」だとし、特にインパネ周りの変更を挙げる。具体的には、12.3インチ大型ディスプレイのデジタルメータークラスター” アクティブインフォディスプレイ”を採用。これは、ドライバーの好みに応じて5種類の表示モードから選択できるもので、アナログメーターをデジタル表示するとともに、中央のグラフィックエリアをクラシック、燃料消費&走行可能距離、効率、性能&運転支援、ナビゲーションなど好みによって表示内容を変えることが可能だ。これは、ゴルフRに標準装備、ハイライン、GTI、ヴァリアントR-Line、オールトラックにオプション設定される。

もうひとつのポイントはスポーツモデルのパワーアップがある。GTIでは最大トルクは350Nmと変わらないものの、最高出力は、前モデルの220ps から10psアップの230psに。ゴルフRは、30psアップの310psへとなった。なお、ゴルフRの最大トルクは7速DSG(湿式)仕様のみ20Nmアップし400Nmへと強化された(6速MT仕様はトルクの変更はなし)。

また、ゴルフRには新開発の7速DSG(湿式)を搭載。このトランスミッションは、ドイツ仕様のGTI Performance(245ps)とゴルフRにのみ搭載されている(通常のGTIは6速湿式DSG)。このギヤボックスは日本仕様の1.2リットルおよび1.4リットルTSIエンジンに搭載する乾式の 7速DSGとは異なり、より大きな入力に耐えられるよう、湿式のデュアルクラッチシステムが採用されている。これにより、「キレのいい走りを感じることができるだろう」と池畑氏。

そして、「ゴルフは、ドイツであっても、若い免許取り立ての人からお年寄りまで乗るクルマなので、基本的なクルマの動きは安定志向で仕上げられている」とし、ハイパフォーマンスモデルであっても、扱いやすいクルマであることを強調した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『プリメーラ』、EVで約20年ぶりに復活…フィリピンモーターショー2026
  2. スズキ、『ジムニー シエラ GOZEL』初公開へ…6月14日「ジムニーサンライト2026」
  3. ピックアップトラックの荷台に、積載型キャンピングキャビン「INFINITY 01」発表…Moon Star Export
  4. ダイハツ『ロッキー』が3列7人乗りSUVに!?「ロッキースペース」登場の可能性は
  5. 8月から車検が変わる…ヘッドライトの「黄ばみ」に注意! DIYよりプロに相談
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 自動車メーカーの体験拠点、5タイプで整理…都心ショーケースから大型複合まで
  3. ダイフク、520億円の成長投資でマザー工場再開発とドイツ企業買収…2030年に売上高1兆円へ
  4. ボルボカーズ、2028年以降の車両にアプティブのGen 8レーダー採用へ…悪天候や複雑な市街地でも高精度センシング
  5. 中国勢にも対抗する競争力のあるSDV開発に必要なものとは…アステモサイプレモス 木村篤仁氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る