札幌から移住した中華料理シェフも応援…北海道北斗市に「北斗星広場」がオープン 6月25日

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札幌から移住してきた中華料理シェフが、コンテナハウスで地元食材を使った中華料理を提供する「北斗星広場」。
札幌から移住してきた中華料理シェフが、コンテナハウスで地元食材を使った中華料理を提供する「北斗星広場」。 全 2 枚 拡大写真

北海道北斗市の茂辺地(もへじ)地区創生会議は6月25日、かつての寝台特急『北斗星』用車両2両を展示する旧茂辺地中学校グラウンドに、茂辺地北斗星広場を開設する。

茂辺地地区創生会議は、北斗市などと協働で、人口減少が続く北斗市とその茂辺地地区における地域力の維持や活性化を図り、計画的な地域づくりを行なうために設立された。

北斗市自体は、2005年をピークに人口減少が続いているが、そのなかでも顕著なのが茂辺地地区で、2017年6月時点の人口は1127人。ピーク時より400人以上も減少しているという。

そのため、2016年には地域づくりの一環として、「北斗の星に願いをプロジェクト推進委員会」が、インターネット募金により、JR北海道から2両の元『北斗星』用客車(オハネフ25 2、スハネ25 501)を譲り受け、8月から公開を開始。前段階として、展示スペース(レール、道床)やテラスの設営などを行なった。

展示当初は、将来的に飲食・物販スペースを設けたいとしていたが、6月25日にオープンする茂辺地北斗星広場には、地元工務店などの協力により、そのためのコンテナハウスが設営され、札幌から移住してきた中華料理のシェフが「北斗軒」の名で運営することになった。

また、『北斗星』車両の前には、走っているように見えるように、マリーゴールドを植えた花壇が設営された。

6月25日は、9時30分からオープニングイベントが開催され、10時に鏡開き、10時15分から100食限定でオープンサービスメニューを提供し、12時から通常営業に入る。

6月26日以降の『北斗星』車両の公開と「北斗軒」の営業は、火曜日を除く11時から18時まで行なわれる。

茂辺地北斗星広場へは、道南いさりび鉄道茂辺地駅から徒歩3分。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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