VW、環境インセンティブ導入…電動車などへの乗り換えに最大1万ユーロ

エコカー EV
VWトゥアレグ
VWトゥアレグ 全 4 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは8月8日、欧州市場でユーロ4とそれ以前のディーゼル車から、電動パワートレイン車に乗り換える顧客を対象に、インセンティブを導入すると発表した。

画像:VWの電動パワートレイン車

フォルクスワーゲンは排ガス案件以来、パワートレインの電動化「e-モビリティ」を、戦略の柱に位置付けてきた。フォルクスワーゲンによると、今回のインセンティブが、電動パワートレイン車の新車攻勢に備えるものになるという。

このインセンティブは、「環境インセンティブ」と命名。車種によって、2000~1万ユーロを補助。さらに、『パサート』や『ゴルフ』のプラグインハイブリッド車(PHV)に乗り換える顧客に対しては、1785ユーロ(約23万円)、ゴルフや『up!』のEVに乗り換える顧客に対しては、2380ユーロ(約31万円)を上乗せする。最も補助金の額が大きいのは、『トゥアレグ』の1万ユーロ(約130万円)。

フォルクスワーゲンブランドは、2020年までに10万台のEVを販売する計画。2025年までの期間では、100万台のEVの販売を目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  4. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  5. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る