四国や九州で線路被害、台風18号で各線運休

鉄道 企業動向

日本列島とサハリンを縦断して温帯低気圧に変わった台風18号の影響により、各地の鉄道路線が運休している。国土交通省が9月19日5時30分時点の情報としてまとめたところによると、5事業者で15路線が運休した。同日15時時点でまとめた運休区間は以下の通り。

●JR北海道
函館本線 長万部~倶知安
根室本線 厚岸~根室

●WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)
宮津線(宮舞線) 栗田~宮津
宮津線(宮豊線) 網野~小天橋

●JR四国
予讃線 多度津~詫間

●JR九州
日豊本線 臼杵~延岡
豊肥本線 阿蘇~中判田

JR北海道の函館本線と根室本線は、遅くとも19時頃までに運転が再開される見込み。それ以外の各線は土砂流入など大きな被害が発生しており、バスによる代行輸送が行われている。

予讃線は、海岸沿いを通る海岸寺~詫間間で護岸が流出。同区間を含む多度津~詫間間で代行バスが運行されている。予讃線を運営するJR四国は「復旧には長期間を要する見込み」としている。日豊本線と豊肥本線を運営するJR九州も「複数の箇所で線路災害が発生していることから、運転再開には時間を要する見込み」としている。

《草町義和》

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