「ブレードランナー」短編アニメが公開…その後とその前、2022年の大停電

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『ブレードランナー 2049』コンセプトアート
『ブレードランナー 2049』コンセプトアート 全 1 枚 拡大写真

10月27日の全国ロードショーを控える『ブレードランナー 2049』の前日譚として渡辺信一郎監督が手掛けた短編アニメが完成し、全世界に先駆け日本で先行公開された。あわせて壮大かつ意味深なコンセプトアートも世界初披露となった。

作品タイトルにちなみ20時49分より公開された『ブレードランナー ブラックアウト 2022』の舞台となるのは、デッカードが恋人の女性レプリカントと共に姿を消してから3年後にあたる2022年の世界。作中では前作『ブレードランナー』で描かれた2019年から2049年にいたるまでの“空白の30年間”で重要な鍵を握る、「大停電(ブラックアウト)」のエピソードが語られている。レプリカントたちが“人間になるために”起こしたという大停電は、人間とレプリカントの関係にどんな意味をもたらし、明かされる“衝撃の事実”にどのように繋がっていくのだろうか。

そして同時にお披露目となったコンセプトアートは、『カウボーイビバップ』などで世界から評価されている渡辺監督が重厚で近未来的な『ブレードランナー』の世界観を生かしたまま、監督ならではの洗練されたスタイリッシュさを加えた仕上がりに。実写に負けず劣らずの圧倒的なビジュアルに漂う臨場感は、作品への期待も最高潮まで高めてくれる。
また「アニメ版を制作するにあたり気を付けたのは、『ブレードランナー』に最大限のリスペクトを払うこと」と語っていた渡辺監督だけに、アート内には「パン・アメリカン航空」のロゴマークをはじめ知る人ぞ知る“強力わかもと”を彷彿させるような和服姿の女性が映る電子広告も配置。デティール一つ一つも見逃せない、ファン納得のコンセプトアートとなった。

『ブレードランナー ブラックアウト 2022』
【スタッフ】
監督・脚本:渡辺信一郎
キャラクターデザイン・作画監督:村瀬修功
音楽:Flying Lotus
制作:株式会社 CygamesPictures
【キャスト】
イギー:松田健一郎
トリクシー:青葉市子
レン:古川慎

『ブレードランナー 2049』
10月27日(金)全国ロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

渡辺信一郎監督「ブレードランナー」短編アニメが全編公開! スタイリッシュなSF世界が展開

《仲瀬 コウタロウ》

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