スウェーデンに本拠を置き、自動運転技術などを手がけるオートリブ社は10月3日、スウェーデンに「モビリティXラボ」を開設したと発表した。
モビリティXラボはオートリブをはじめ、ボルボカーズ、エリクソンなど5社が共同で出資して開設したもの。自動運転車両用のソフトウェアを開発する部門と同じ建物を共有している。
モビリティXラボは、スタートアップ企業と新しい技術を共同開発するために設置。自動運転やコネクテッドカー、電動車両などの新技術の共同開発を通じて、スウェーデンの自動車産業全体のさらなる発展を目指す。
オートリブのヤン・カールソン会長兼CEOは、「自動車業界が急速な変化を遂げている中で、複数の専門企業が協力することは、より強固なソリューションをより迅速に作り出すことを可能にする。イノベーションのペースは加速している」と述べている。