ホンダ、水素インフラ拡大めざす…米国で複数のベンチャー事業に参入へ

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダの燃料電池車、クラリティフューエルセル
ホンダの燃料電池車、クラリティフューエルセル 全 1 枚 拡大写真

ホンダは10月5日、米国での水素ステーションのネットワークを拡大するために、複数のベンチャー事業に参入すると発表した。

この発表は、10月8日が水素原子量の1.008 にちなんで、「全米水素・燃料電池の日」であることに合わせて行われたもの。ホンダは燃料電池車の『クラリティフューエルセル』を450台以上納車しており、さらなる燃料電池車の普及を目指す。

この目標を実現するため、ホンダは複数のベンチャー事業に参入する計画。そのひとつが、ロサンゼルスとサンフランシスコ中心部に、12の水素ステーションを建設する「First Element Fuel」への参加。ホンダはこの事業に、およそ1400万ドルを出資する。

さらにホンダは、水素協議会、燃料電池&水素エネルギー協会、カリフォルニア燃料電池パートナーシップ、H2 USAなどの団体と協力。水素モビリティと水素社会が必要な条件を作り出すためのビジョンを共有していく。

なお、ホンダは2030年までに、世界新車販売の3分の2を、燃料電池車、プラグインハイブリッド車(PHV)、ハイブリッド車、EVなどの電動車にする目標を掲げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る