国土交通省は、神戸の都心内で観光バスの路上混雑緩和に向けた実証実験を実施する。
訪日外国人旅行者数の急増に伴って主要観光施設周辺で観光バスの路上駐停車が問題となっている。これらは交通渋滞だけではなく、都市景観を阻害する要因となる。
国土交通省近畿運輸局では、2017年度訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業(実証事業)を活用し、神戸市をはじめとする関係者が協力して観光バスの路上混雑緩和に向けた実証実験を行う。
実証実験は11月24日から11月27日まで、神戸市三宮周辺地区とウォータフロントエリアで観光バスの乗車場・降車場・駐車場を設定し、時間調整、乗降場所への流入調整を行うことで乗降時の滞留や路上待機を抑制して路上混雑緩和を図る。各乗降場では降車5分以内、乗車15分以内などのルールを設ける。