【パイクスピーク2018】VW、ワークス参戦を計画…31年ぶり復帰へ

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1987年、フォルクスワーゲンはゴルフGTIベースのツインエンジン車でパイクスピークに参戦するもリタイア。
1987年、フォルクスワーゲンはゴルフGTIベースのツインエンジン車でパイクスピークに参戦するもリタイア。 全 5 枚 拡大写真

世界一過酷なヒルクライムレースとして知られるパイクスピーク国際ヒルクライム。2018年、フォルクスワーゲンがワークス体制で復活参戦を計画していることが分かった。

パイクスピーク国際ヒルクライムは、米国コロラドスプリングスで、1916年から開催されており、世界で最も有名なヒルクライムレース。競技は全長20kmのコースを一気に駆け上がり、タイムを競う。

標高はスタート地点が2800mで、ゴール地点が4300m。標高差1500m、コーナー数156。内燃機関で駆動する車両は、ゴール付近では標高の高さに起因する酸素不足により、パワーが約30%ダウンする。

フォルクスワーゲンモータースポーツは10月18日、公式Facebookページを通じて、「パイクスピーク2018」と題したティーザー映像を公開。フォルクスワーゲンが1987年、パイクスピークにワークス参戦した際の映像だ。

映像には、『ゴルフGTI』をベースに、エンジンを2個搭載した「パイクスピークスペシャル」が登場。車両の前後に、2リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン(最大出力326ps)を2基搭載。しかし、決勝レースではトランスミッションのトラブルによって、リタイアを喫した。

フォルクスワーゲンは「Unfinished Business」(完遂していないミッション)を掲げ、2018年のパイクスピークに31年ぶりにワークス参戦する計画。その頂点を目指す。

《森脇稔》

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