【東京モーターショー2017】スズキ、近々発売予定の軽とSUVを出品…人をワクワクさせる乗り物に

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スズキのブース
スズキのブース 全 4 枚 拡大写真

2020年に創立100周年を迎えるスズキは、「“ワクワク”を、誰でも、どこでも」を今回の東京モーターショーのテーマに掲げ、次の100年に向けた製品開発や技術開発に対する取り組みを披露した。

「テーマを選ぶにあたって、改めてクルマとは何か、乗り物とは何か、と考えた。移動のための手段、仕事のため、遊びの道具など、使い方はそれぞれ違う。しかし、1台1台の役割が違っても、乗り物は常に人をワクワクさせるものでなければならない」と鈴木俊宏社長は説明する。

参考出品のコンパクトSUV『e-SURVIVOR(イー・サバイバー)』は、まさしくそんな1台と言っていいだろう。『ジムニー』や『エスクード』が持つスズキのコンパクトSUVの魅力を継承したクルマで、モーターを搭載した四輪独立駆動車だ。

「スズキSUV伝統の走破性はそのままに、電動化のもたらす新たな4WDの可能性を提案した。スズキが次の時代に向けて提案する未来のコンパクトSUV」と鈴木社長。非常に斬新なデザインで、確かに未来を感じさせるSUVの電気自動車(EV)だ。

しかし、スズキのブースで未来を感じさせるクルマはそれだけで、あとは販売を前提にしたものばかり。参考出品車の『スペーシア コンセプト』『XBEE(クロスビー』にしても、完成度は高く、すぐにでも発売しそうなクルマだ。事実、鈴木社長は「まもなくお届けする」と話していた。

しかも、バージョンを少し変えて『スペーシア コンセプト』を3台、『クロスビー』を4台も展示し、早くも事前受注を開始しようという雰囲気だ。いずれのクルマも「ワクワク」や「楽しさ」を演出し、来場者に買ってもらおうという思いが強く出ていた。

鈴木社長の言葉も「クロスビーは、『もっとみんなで、もっと遠くまで遊びに行きたい』『もっとかっこよく人生を楽しみたい』と思っている人に提案するクルマ」と、まるで新車発表会のようだった。

《山田清志》

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