『BMWミニの世界』
ドイツが受け継ぐ英国の伝統
相原俊樹著
発行:三樹書房
定価:4320円(消費税込み)
2017年11月15日刊行
ISBN978-4-89522-676-9
2000年、いまでいうクラシックMINIの40年以上にわたる歴史に幕が下ろされた。530万台が生産され、モデルライフの後半に、最も売れた市場は日本であった。
そのMINIがBMWのもとで復活したのはそれから3年後の2003年のことだ。サイズ的には大きくなったものの、アイコンでもある丸型のヘッドライトや六角形のフロントグリルなどは健在で、いまも多くのファンを獲得している。その証拠に日本において、2016年は2万5000台と単独輸入車ブランド1位を記録している。