いすゞ フォワード など4万5000台、走行不能になるおそれ…ATオイルホース不具合でリコール

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いすゞフォワード
いすゞフォワード 全 2 枚 拡大写真

いすゞ自動車は11月30日、中型トラック『フォワード』などの自動変速機オイルホースに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、いすゞ『フォワード』『エルフ』、UDトラックス『コンドル』、マツダ『タイタン』の4車種で、2013年1月24日~2016年11月4日に製造された4万5855台。車両製造後、修理で対象部品が組付けられた594台および組付車両が特定できない454個の部品も対象となる。

中型・小型トラックの自動変速機について、オイルホースの強度が不足しているものがある。そのため、オイルの圧力に耐えられず、オイルホースに亀裂が生じ、オイルが漏れて変速不良となり、最悪の場合、走行不能に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、自動変速機のオイルホースを良品に交換する。なお、中型トラックについては部品の準備に時間を要することから、供給の準備ができ次第、措置を開始する。

不具合は39件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

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