新明和工業は、10トン車級ダンプトラックに新たに高積載モデルを追加し、12月7日に発売、ラインアップの強化を図った。
新モデルは、新開発の3段伸縮テレスコピックシリンダを採用したテレスコ式ダンプ機構と、耐摩耗鋼板を用いて荷落ち・強度・デザイン性をマッチさせたハーフパイプボデー形状の採用により、架装物の軽量化に成功。床板6mm、その他煽りパネル4mmの板厚でも、従来モデルでは困難な最大積載量10トン以上での登録が可能となり、さらなる大量輸送に貢献できるようになった。
また新形状のハーフパイプボデーは、従来モデルと比べ、200mm以上の低床化に成功し、走行安定性を向上。安全棒や自重計など、従来モデル同様の充実装備のほか、低床化を図りつつも300リットルクラスの燃料タンク仕様にも対応可能なスペースを確保した。
価格(標準仕様・除くシャシ代金)は478万円。