大阪市交通局、民営化も公営時代のサービスを維持…地下鉄会社の愛称名は検討中

鉄道 行政
地下鉄は「走り続けるために 変わります」、バスは「変わるけど 変わらない」をキャッチフレーズに進められる大阪市交通局の民営化。現行のサービス水準を維持しつつ、ホームドアの整備やホームの見守り強化、バリアフリー化も推進するという。
地下鉄は「走り続けるために 変わります」、バスは「変わるけど 変わらない」をキャッチフレーズに進められる大阪市交通局の民営化。現行のサービス水準を維持しつつ、ホームドアの整備やホームの見守り強化、バリアフリー化も推進するという。 全 1 枚 拡大写真

大阪市交通局は1月8日、市営地下鉄や市営バスの民営化後の取扱い体制を明らかにした。

大阪市交通局の株式会社化へ向けた事業譲渡は昨年12月18日付けで認可されており、4月1日付けで、大阪市営地下鉄8路線129.9km、南港ポートタウン線(ニュートラム)7.9km、大阪市営バスが民営化されることになっている。

民営化後は、大阪市営地下鉄とニュートラムが「大阪市高速電気軌道株式会社」、大阪市営バスが「大阪シティバス株式会社」に改称されるが、サービス水準は公営時代のものを維持。バスについては引続き、大阪市からの補助制度を使って必要な路線を維持するとしている。

現行の乗車券や各種割引は4月1日以降も継続され、公営時代の運行態勢については「原則として少なくとも10年間はサービス水準を維持します」としている。

また、大阪市高速電気軌道については「長くて呼びにくい」という声があることから、愛称名を検討中ということだ。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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