「ご当地レンタカー」出発…伝統工芸の新しい発信場所に

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AKITAご当地レンタカー
AKITAご当地レンタカー 全 6 枚 拡大写真

「ご当地レンタカー事業」に取り組むドラグーン(本社:秋田県秋田市)では2月より、秋田のご当地感を詰め込んだ「AKITAご当地レンタカー」のグランド・レンタルを開始する。ドラグーンによるとご当地レンタカー事業は全国初の取り組みだという。

【画像全6枚】

AKITAご当地レンタカーは「走る伝統工芸で、寄り道の旅。」をコンセプトに、秋田の伝統工芸の技術を用いて車内を装飾し、専用の観光情報タブレットを装備した、秋田観光専用仕様の「おもてなしレンタカー」だ。秋田へ観光に来た人(特に旅好きのアクティブシニア層)の二次交通手段や、仕事で秋田へ来た人の観光接待などを想定している。

AKITAご当地レンタカーは2017年8月に完成し、先行営業で運用を検証してきた。2018年1月末に予定しております改良仕様の完成をもって、2月より本格営業となる。

AKITAご当地レンタカーの発端は、2015年夏の終わり頃に「川連漆器(かわつらしっき)」の若手職人たちから、「川連塗りの可能性を広げるべく、自動車の車内部品を装飾して商品化を試みたい」と相談を持ちかけられたこと。川連漆器は鎌倉時代から続いている伝統工芸品だ。

「伝統工芸」を「クルマ」とどう結び付けたら市場で受け入れられるか。伝統工芸の魅力は地域の歴史的文化を凝縮したところにある。いっぽう観光(旅)の本質は異文化に触れる感動と考えられる。そこで、秋田に興味を持ち観光に来た人に伝統工芸をしつらえたレンタカーを提供し、“贅沢な秋田らしさ”を堪能してもらう「ご当地レンタカー」にたどりついた。これを伝統工芸の新しい発信場所として活用すれば、“歴史と文化の結晶”がその地域で輝き続ける仕掛けにもなる。

AKITAご当地レンタカーは川連漆器の技術でハンドルとコンソールパネルを漆で仕上げたほか、山桜の樹皮を素材とする木工品「樺細工(かばざいく)」の技術でウインドウスイッチパネルを加飾、草木染めの高級絹織物「秋田八丈(あきたはちじょう)」を使って天井とシートを仕立てた。

利用料金は6時間:8000円、12時間:1万円、24時間:1万2000円など。

《高木啓》

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