高台にあるアパートの駐車場内で方向転換をしていたワゴン車が暴走。駐車されていた無人のクルマも巻き込み、約10m下の民家敷地内へ転落していった。運転操作の誤り(ペダル踏み間違え)が事故の原因とみられている。
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30日午前11時ごろ、福岡県宗像市内にあるアパートの駐車場を走行していたワゴン車が暴走。駐車中の軽乗用車に衝突するとともに、2台とも約10m下の民家敷地内へ転落する事故が起きた。人的な被害は無かった。
福岡県警・宗像署によると、現場は宗像市日の里付近にあるアパートの駐車場。ワゴン車は駐車場内で方向転換していたところ、突然加速。駐車されていた無人の軽乗用車に衝突するとともに、このクルマを巻き込みながら約10m下の民家敷地内に転落した。
転落によってクルマ2台は中破したが、ワゴン車を運転していた69歳の男性にケガはなかった。民家も一部が損壊したものの、この家に住む90歳代の男性は離れた部屋にいたため、ケガはなかったという。
警察ではワゴン車の運転者がアクセルとブレーキを踏み間違えたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。
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現場は高低差のある地域。駐車場の端には金属製フェンスも設置されていたというが、あくまでも人の転落を防止するものであり、暴走したクルマをカバーできる構造ではなかった。運転者もペダル操作の誤りを大筋で認めているようだ。