「コンパクトなAI技術を推進」三菱電機柵山社長

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同社執行役社長の柵山正樹氏
同社執行役社長の柵山正樹氏 全 3 枚 拡大写真

三菱電機は2月14日、研究開発成果披露会を開催した。冒頭に同社代表執行役社長の柵山正樹氏が登壇し、事業全体の状況と今後の取り組みについて説明した。

「先日の第三四半期決算のとおり、今年度は過去最高の決算を計画している。創立100周年となる2020年には、連結売上5兆円を目指しており、成長に向けた設備投資を実施している。ただ、2020年は通過点。さらなる持続的成長に向けて、売上や利益だけでなく社会への貢献を目指す。事業を通して、環境や資源エネルギーといった現代社会の課題解決に取り組んでいく」

続いて、常務執行役 開発本部長の藤田正弘氏は、同社のAI技術の特徴について説明し、「当社のAI技術ブランド『Maisart』の特徴は、演算量を削減することでコンパクト化し、機器そのものやエッジへの搭載を可能にした点だ。当社は幅広い機器を手掛けており、機器の知見を活かして学習を効率化した。事例として、ロボットの知能化、カメラ映像の自動解析、自動運転向け高精度3Dマップの自動作成更新技術などがある」と同社の特徴をアピールした。

研究開発披露会では、5つの技術ジャンルから20の新技術が披露された。

《佐藤耕一》

日本自動車ジャーナリスト協会会員 佐藤耕一

自動車メディアの副編集長として活動したのち、IT企業にて自動車メーカー・サプライヤー向けのビジネス開発を経験し、のち独立。EV・電動車やCASE領域を中心に活動中。日本自動車ジャーナリスト協会会員

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