プロパイロットやeペダルが高評価でも、充電や航続距離はまだ課題…リーフ オーナーアンケート

エコカー EV
日産リーフ
日産リーフ 全 13 枚 拡大写真

日産自動車は1月19~25日の7日間、日産新型『リーフ』のオーナー489人を対象に、「実際にEVを使用した感想」に関するアンケート調査を実施し、結果を公表した。

【画像全13枚】

「初めてEVの購入を検討した時期はいつですか?」という質問に対しては新型リーフが発売された2017年が過去最多となり、初代リーフが発売された2011年と比較して、5倍以上がEV購入を検討した結果となった。

また、クルマの購入時にEVが選択肢として含まれやすくなったと感じたと回答した人は、新型リーフ発売前と比較して全体87%がそう思うと回答した。EVがクルマを購入する際の“普通の選択肢”となってきている事が伺える結果となった。その理由として、「先進技術」や「燃費の良さ」が多く挙げられる中で、「ガソリンを比べたときの維持費の安さ」や「ガソリン価格の高騰」とう回答もあり、ランニングコストも検討理由になっていることがわかった。

「自宅に充電設備がありますか?」という質問では、75%があると回答。また、月間走行距離は1000km未満という回答が最も多く、利用頻度では「ほぼ毎日」と回答したのが75%と圧倒的に多い結果となった。このことから、通勤や休日の移動などさまざまな用途で日常使いをしている人が多く目立つ結果となり、一週間の充電回数で「0~2回」の回答が最多になったことから、自宅に充電設備が無くともEVを購入できる環境が整ってきている事が判明した。

なお、新型リーフの購入前に乗っていた車種は、「ガソリン車」が249名、「ハイブリッド車(以下、HV車)」が56名と、合せて62%が新たにEVへ乗り換えたという結果となり、ガソリン車やHV車からEVへシフトしている人が増加していることが分かった。

家計面では、「EVはガソリン車に比べ、家計の節約になると思いますか?」という質問に対して思うと回答した人が83%を占める結果となった。そこで、ガソリン車及びHV車を使用していた際の月々のガソリン代を調査したところ「5,000~9,999円(89人)」と「10,000~14,999円(89人)」が共に最多で平均額1万3800円となり、月会費2000円で全国5500基以上の急速充電器が使い放題となる「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2(ZESP2)」の「使いホーダイプラン」加入者が95%にのぼっていることから、ZESP2に加入した新型リーフのオーナーは月々約1万2000円の節約になっているという結果になった。

ロングドライブ面では、新型リーフで片道100km以上の遠出をしたオーナー256人を対象に快適だったかを質問したところ、「とても快適だった」が34%、「快適だった」が45%と、約8割がガソリン車よりEVの方が快適だと回答している。その理由について、「静かで、乗り心地抜群。」や「プロパイロットで運転が楽になった」と、静粛性と先進技術を評価する声の一方で、「走行距離がもう少し欲しい。」という意見や「航続距離が心配、エアコンの節約など気にすることが多い。」、「充電装置を他車が使用していて充電ができず」など航続距離や充電面を気にする声も見受けられた。

なお、外出の際に使用しているおすすめのツールやアプリはあるかとの質問に対して、半数の245人が「はい」と回答し、充電スポット検索アプリ「EVsmart」が1位となった。

最後に、新型リーフに満足しているかという質問に対しては89%のオーナーが「非常に満足」「満足」と回答。特に「eペダル」と「プロパイロット」が高い評価を得ている一方で、充電や航続距離に関してはネガティブな意見もあり、今後の課題も見受けられる結果となった。

《平川 亮》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  2. スズキ初の軽EV『eスカイ』発売へ、その使命とは…開発責任者「アルトのように“時代に残る”1台に」
  3. 「危険運転」監視の警報装置、2031年から全新型車に搭載を義務化[新聞ウォッチ]
  4. ホンダ『フリード』は次の改良でどう進化?「クロスター BLACK STYLE」登場か
  5. トヨタ『ハリアー』次期型はプレミアムSUVに進化!? RAV4、クラウンとの差別化どうなる?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  3. 日立エナジー、空飛ぶクルマ向け電力インフラ整備へ…Eve Air Mobilityと覚書締結
  4. ams OSRAM、CMOSイメージセンサー事業を米インディー・セミコンダクターに売却…AIフォトニクス・ARに集中
  5. レベル4自動運転電動トラック、商用化へ向けて協業…DAFとEinride
ランキングをもっと見る