SUBARU(スバル)は3月2日、昨年発生した無資格検査問題を受け、経営体制を刷新、中村知美中村知美専務執行役員が社長兼COO(最高執行責任者)に昇格する役員人事を発表した。
吉永泰之社長は代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)に就任。新設するコンプライアンス室などで、全社的な法令順守へ取り組む。
中村知美氏は慶應大学卒業後、1982年に富士重工業(現スバル)入社。2011年に執行役員、2014年に常務執行役員、2016年に専務執行役員に昇格。現在は海外第一営業本部長兼スバル オブ アメリカ(SOA)会長を務めている。東京都出身、58歳。