日産自動車の欧州法人、欧州日産は3月6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2018において、コンセプトカーの『IMx KURO』を初公開した。
同車は、日産が東京モーターショー2017でワールドプレミアしたコンセプトカー、『IMx』の進化版。「黒」をテーマに、ブラック仕上げのトリムとホイール、ダークグレーのボディカラーを採用。グリルもよりソリッドなデザインに変更した。
また、IMx KUROには、日産が独自に開発した脳波測定による運転支援技術、「Brain to Vehicle(B2V)」技術を搭載。B2Vは、ドライバーの脳波を測定、解析することで、通常の運転時にも自動運転時においても、ドライバーの思い通りの運転を実現することを支援し、運転する楽しさを高める。
さらにIMx KUROでは、「プロパイロット」をさらに進化させた完全自動運転機能を採用。「プロパイロットドライブモード(PDモード)」を選択すれば、ステアリングは格納され、シートは深くリクライニングし、乗員全員がリラックスしたまま移動できる。「マニュアルドライブモード(MDモード)」を選択すると、PDモードからシームレスに切り替わり、ドライバーの前にステアリングホイールが現れ、シートは適切なドライビングポジションに変化する、としている。