【SUPER GT 富士テスト】初日、ヨコハマ勢がGT500クラス1-2タイムをマーク…トップはKONDO GT-R

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GT500クラスのトップタイムをマークした#24 GT-R。
GT500クラスのトップタイムをマークした#24 GT-R。 全 16 枚 拡大写真

24日に富士スピードウェイで始まったSUPER GTの今季第2回公式テスト、初日はGT500クラスでヨコハマタイヤ装着車が1-2タイムを記録した。ともに今季が初のレギュラー参戦となる新鋭のタイムで、最速時計は近藤真彦監督率いるKONDO RACINGのGT-R、高星明誠がマークしている。

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まだ肌寒さは残るものの、この日の富士スピードウェイは晴れ時々曇りの安定した天候に恵まれた。ちなみに入場料は高校生以上1000円(SUPER GT富士戦の前売観戦券所持等で入場無料になる。駐車料金別途)。人気の高いSUPER GT、しかも手軽な入場料に加え、春休み時期の週末で天気も良いとあって、テストとしてはかなり多くのファンが現地には集まった。もちろん、元F1王者ジェンソン・バトン(#100 NSX)の参戦も集客効果を高めているといえよう。

GT500クラス15台、GT300クラス27台が参加し、走行セッションは午前と午後、それぞれ約2時間が実施された(路面ドライ)。前週の岡山国際サーキット(開幕戦開催地)に続く公式テスト2連戦となる今回の富士テスト、当然ながら多くの陣営は5月3~4日に富士で開催される第2戦を睨んでのテストになるが、4月の開幕戦の結果によってどれくらいのウエイトハンデを積んでの第2戦臨戦になるかを読みつつのテストでもあるので、各車のベストタイムの横比較には難しい面がつきまとう。

そういった状況下ではあるが、午後のセッションのラスト、各クラス占有の走行時間帯には予選アタックシミュレーション的な動きがGT500の多くの陣営に見られ、そのなかでヨコハマ(YH)タイヤ勢が1-2へと躍り出た。

トップタイムは#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(J-P.デ.オリベイラ&高星明誠/YH)の1分28秒055、そしてわずか0.018秒差で#19 WedsSport ADVAN LC500(国本雄資&山下健太/YH)が続いた。しかもベストタイムをマークしたのは、#24 高星と#19 山下、ともにGT500クラスへのレギュラー参戦は今季が初めての新鋭である。

#24 高星明誠(たかぼしみつのり)はセッション後、「(アタックの内容的には)まとまったラップだったと思いますが、マシンのフィーリング自体はもうひとつだったんです。正直、タイムが出ちゃった、というような感じでしたね」と、少し意外な手応えを語った。「今日のコンディションに今日の僕たちのタイヤが合っていた、そういう面もあると考えられるので、もっとマシンのセットアップを煮詰めていかないとレース本番では戦えない、そんな第一印象です」。期待の新鋭、冷静かつ的確な分析をしているようだ。

ただ、この世界には結果が多面的に好影響を及ぼす、という部分も確実に存在する。そして高星は、それも熟知している。「トップタイムで終われたことは、自分的にもチーム的にも、まわりに対してのイメージが変わってくるところがあるでしょうからね。速さを見せられたことは良かったと思います」。

高星は今季の目標について、「まず1勝、ということを掲げていきたいですね。1勝できるのとできないのとでは、やっぱりイメージが違ってくる。まわりにも、自分にも、違ってくると思いますから」と語る。そして「その先には、シリーズチャンピオンの可能性をもって最終戦に進めるようにしたいです」。相棒のベテラン実力者・オリベイラとの共同作業も順調に運びつつあるようで、先々の展望を開く一歩となる最速時計樹立だった。

YHタイヤ勢の日産GT-R(#24)、レクサスLC500(#19)に続く、午前午後総合3番手タイムは#6 WAKO'S 4CR LC500(大嶋和也&F.ローゼンクヴィスト/ブリヂストン=BS)。ここまで首位とは0.073秒の僅差である。4番手は#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生&R.クインタレッリ/ミシュラン=MI)で、5番手が#36 au TOM'S LC500(中嶋一貴&関口雄飛&J.ロシター/BS)。ホンダ勢最上位は6番手の#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴&J.バトン/BS)だった。

GT300クラスは#55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一&S.ウォーキンショー/BS)の1分36秒229が午前午後総合のトップタイム。2番手は午前1位の#21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(R.ライアン&富田竜一郎&篠原拓朗/ダンロップ=DL)、3番手は今回、藤井誠暢が単独で乗る#7 D'station Porsche(YH)。この日はドイツ勢のGT3規定マシンがトップ3を占める結果となった。タイヤが3車とも違うだけに、車両規定とコースの相性的なものが影響している面があるのかもしれない。明日はどうなるか。

SUPER GT 富士テストは明日(25日)までの開催。2日目も午前と午後、それぞれ約2時間の走行セッションがあり、ランチブレイクのオープンピット等も初日同様に実施される予定となっている。

《遠藤俊幸》

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