ZMPは、約70m先の車両を検出できる車間距離計測向けステレオカメラシステム「ZMP ロボビジョン2s カートラックパッケージ」の出荷を開始した。
ADAS・自動運転技術制御におけるカメラを用いた車間距離の計測には前走車の検出と追跡するアルゴリズムの開発が必要となるが、新製品はステレオカメラ「ロボビジョン2s」に加え、両者を兼ね備えた物体検出ソフトウェアが付属する。
ソフトウェアは、路面の傾き変化の影響を受けにくい前走車検出と追跡をする新アルゴリズム(VTS:Virtual Tilt Stereo)を搭載。最大約70m先の車両の検出と追跡を最大15FPSで処理できる。検出結果は物体のID番号、位置・大きさ、相対速度、方向で出力。出力は、CANバスとなっており、他システムと連携することで、外界のセンシングや移動体の制御などに活用できる。
また、速度や応答性が重視される処理に向いたコマンドラインインターフェース(CLIモード)と、カートラックパッケージの動作を確認したり、計測画像から処理を再現させるためのグラフィカルユーザーインターフェース(GUIモード)の2モードを備え、必要に応じて使い分けることができる。
価格(税別)は180万円。
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