ゲームの世界から現実へ、アウディが815psのEVスポーツ製作…フォーミュラEの「レースタクシー」に

エコカー EV
アウディ e-tron ビジョン グランツーリスモの実車
アウディ e-tron ビジョン グランツーリスモの実車 全 19 枚 拡大写真

アウディは4月9日、ドイツ・インゴルシュタットにおいて、『e-tron ビジョン グランツーリスモ』の実車を初公開し、同車をフォーミュラEの「レースタクシー」に起用すると発表した。

画像:アウディ e-tron ビジョン グランツーリスモの実車

もともとe-tron ビジョン グランツーリスモは、人気レーシングゲーム、「グランツーリスモシリーズ」最新作の『グランツーリスモSPORT』のために開発された仮想電動スポーツカー。しかしアウディは、ゲームの世界から飛び出して、現実の車両も製作し、リアルにサーキットを走行できる初のビジョン グランツーリスモを提案する。

アウディが実車を製作したのは、アウディ e-tron ビジョン グランツーリスモのEVバージョン。モーターはフロントに1基、リアに2基搭載され、システム全体で815psのパワーを引き出す。

さらにアウディは、同車をフォーミュラEの「レースタクシー」に起用する計画。4月13~14日に行われるフォーミュラEのローマGPを皮切りに、世界各地のイベントでデモ走行を披露し、強烈なパフォーマンスをアピールする、としている。
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《森脇稔》

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