STI 30周年、ヒストリーを1冊に…STI が編集に協力

モータースポーツ/エンタメ 出版物
STI 30周年、ヒストリーを1冊に…STI が編集に協力
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『STI(スバルテクニカインターナショナル)』
苦闘と躍進の30年
著者:廣本泉
発行:三樹書房
定価:4320円(消費税込み)
2018年4月25日刊行
ISBN987-4-89522-689-9

STI、正式名称“スバルテクニカインターナショナル”は、人の感覚と調和する“世界一、気持ちいい”クルマづくりを目指し、1988年4月2日に設立された。目指すクルマはサーキットでも公道でも変わらず、誰でも思い通りに楽しく運転できるクルマであるという。モータースポーツに参戦することで、人もクルマも研鑽している。

STIが設立30周年を迎えたことで本書は記念刊行された。WRCやニュルブルクリンクなどで活躍するSTIのモータースポーツ活動にフィーチャー。『レガシィRS』にて10万km速度記録への挑戦から始まり、WRCでは優勝までの道のりが詳細に語られる。また当時の担当者への取材によるエピソードや開発秘話も興味深い。STIは少人数の“熱い”人々が作り上げていることが伝わってくるのだ。また、数多くの当時の写真が掲載されているので、雰囲気を味わうのも楽しい。

後半にはSTIが手掛けたワークスマシンや市販車を網羅。さらに、WRCの主要ドライバーが写真付きで紹介される。巻末にはSTI活動の年表とともに、モータースポーツ活動に関するリザルト等がまとめられているので、資料性も高いといえる。

なお、本書は2013年刊行後の5年間の情報と、STIの業務・運営に携っている方々の序文を新たに追加収録した、増補新訂版である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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