プロトタイプの公式リーク写真も公開された、BMWのミッドサイズ・クロスオーバーSUV『X5』新型。今回は、公式でも明かされていないコックピットと市販型テールライトを、レスポンスの兄弟サイトSpyder7のカメラが初めて捉えたので紹介しよう。
コックピットには、BMWの新世代フルデジタル・デュアルディスプレイを備えるデジタルクラスタや、新ステアリングホイールを見ることが出来る。センターコンソールは、エアコン吹き出し口、オーディオなどの配置を刷新。コンパクトになったギアセレクターの横には、エンジンスターターボタンが配置されている。
エクステリアで明らかになったのは、薄型の水平テールライトだ。さらにスクエアのツインエキゾーストパイプを装備し、かなりスポーティに進化していることがわかる。フロントマスクでは、大型化されたキドニーグリル、新LEDを装備したヘッドライト、エアインテーク&バンパーも刷新されている。
採用されるプラットフォームは新型『5シリーズ』、『7シリーズ』と共通の「CLAR」(クラスタアーキテクチャ)で、かなりの軽量化が図られるはずだ。エントリーモデルのパワートレインには、最高出力251ps、最大トルク350Nmを発揮する2リットル直列4気筒ツインターボエンジンを搭載、さらに最高出力335ps、最大トルク450Nmを発揮する3リットル直列6気筒ツインターボエンジンや、ハイブリッドをラインアップ。
頂点には、最高出力600ps、最大トルク800Nm以上を発揮する4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジン搭載の『X5 M』も設定されるだろう。
ワールドプレミアの場は、10月のパリモーターショーの可能性が高い。