整備履歴、実燃費、ヒストリー…「素性が分かる中古車」は安心の証【カーセブンの中古車】

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カーセブン越谷店
カーセブン越谷店 全 38 枚 拡大写真

クルマ買い取り大手のカーセブンが他の中古車店と大きく違うところは、「自社で買い取った車両」を直接販売する、という点だ。一般的な中古車販売店では、人気のある車種をオークションで仕入れて販売するというケースが多いが、カーセブンのように自社で買い取った車両を販売するからこそ生まれるメリットがあるという。

買い取り車両の販売ならではのメリットとは何か。カーセブン越谷店の伊藤浩三店長に話を聞いた。

直接買い取りならではのメリット

「前オーナーがどんな方で、どのようにクルマを扱っていたのか。そのクルマのヒストリーが、中古車にとってはとても重要な情報です」と伊藤氏は強調する。

以前、ホンダ『インテグラ』のタイプRを扱ったことがあるという。ご存知の通り、中古市場ではプレミアがつくほどの人気のスポーツカーである。買う側としては、どのような整備がされてきたのか、とても気になるところだ。そのインテグラ タイプRは記録簿の整備士名が乗っている本人名で記載されていた。そのようなクルマをなぜ買い取り、そして販売したのだろうか。伊藤氏はこう説明する。

「実は前のオーナーは、ホンダの整備士の方だったので、普段から自分で整備をしていました。車検も自分で取っていたので、本人名が記載されていたのです。そういった事情が分かれば、むしろきちんと手入れされたクルマだという事が分かります。それを伝えられるのが直接買い取りのメリットであり、また販売するときも納得して買っていただける理由です」。

オークションで仕入れる場合は、そのような“事情”は知る由もない。それが分かるというのが直接買い取りならではのメリットなのだ。

整備の履歴だけではない。「手放す動機や、そのクルマの良いところ、良くないところ、実燃費なども聞いています。オーナーなので本当のことを知っていますよね。そういう話を販売のときにお客様にお伝えすることで、より納得していただくことができます」。

またこんな話もある。「新車カタログを大事に保管していたお客様がいらっしゃいました。その時は、カタログとともに少し金額を上乗せして買い取らせていただきました」。愛車に対する思い入れが伝わるエピソードだ。

中古車のリスクは抑えられる

伊藤氏は、自動車の流通に携わって25年ほどになるという。「中古車を買うリスクは、一昔前と比べるとだいぶ減っていると思います」と説明する。以前とは違い、今は事故車の判定や評価点の鑑定をする第三者機関もあるので、中古車の状態がより客観的なデータになっているというのだ。

そういったデータに加えて、直接買い取りならではのクルマのヒストリーが分かれば、より納得して購入することができるはずだと伊藤氏は説明する。

「買い取った時にお聞きするそのクルマのヒストリーが分かることで、どんな使われ方をしてきたクルマなのかが想像できます。事故歴がなく、評価点も高い。それにヒストリーも分かったうえでクルマを選ぶことができれば、中古車といってもリスクは抑えられるのではないかなと思います」。

タイヤから始まる“深イイ話”

伊藤氏は以前、高級輸入中古車を扱う会社にいたという。プレミア価格で取引されるような中古車においては、クルマのヒストリーはとても重要な情報だ。「どんな人が乗っていたか、どんな整備をしていたか、どの店で整備をしたか。タイヤの銘柄まで気にするお客様もいました」と伊藤氏は振り返る。

タイヤの銘柄が何を意味するのか。「クルマにとってタイヤは非常に重要なパーツです。きちんとしたブランドのタイヤを履いているということは、オーナーがそれだけクルマのことを知っており、大事にしてきたということの証なのです」。

こんな話がある。「買い取り査定にお伺いした時に、お客様のクルマがどんなタイヤを履いているか、そこから話が広がることもあります。そのクルマを気に入っていて大事にしているので、いいタイヤに交換した、という話をお聞きしたところ、“それに気づいてくれたのは伊藤さんだけだ”と仰っていました。それがきっかけで話が盛りあがって、買い取らせていただくことができました。

オーナーとそういう話をさせていただいたので、売る時も安心して売ることができます。それだけクルマを大事にしていたオーナーですよ、ということで」。

販売価格にもメリットがある

直接買い取りはそのほかにも、オークションの中間マージンが不要というメリットがある。販売価格がリーズナブルなのもそれが理由だ。「埼玉県でベスト3に入る値付けにしている」と伊藤氏は説明する。

そのメリットがよくわかる事例として、このようなケースがある。「お孫さんが生まれたのでSUVに乗り替える、という方から、走行距離1500キロの2ドアクーペを買い取ったのですが、そのクーペを遠方のお客様に買っていただいたことがありました」。

その顧客は、タマ数が少ないその車種を探していたところ、他店の在庫車両より走行距離が少なく価格も安いカーセブン越谷店の在庫車両を見て、ほぼ即決したとのことだ。

「お電話いただいたときに、なぜ価格が安いのか、前のオーナーはなぜ低走行で手放したのか、事情をお話ししたところ納得していただいて、その場で購入を決めていただきました」。

越谷エリアの特徴とは

カーセブン越谷店の在庫車両について、伊藤氏に聞いてみた。

「走行距離が比較的少ない車両が多いですね。(鉄道などの)交通機関があり、都心に通勤する人も多いので、年間5000kmから7000kmのクルマも珍しくありません。」。

越谷市は東京近郊のベッドタウンであるが、比較的土地に余裕あり、駐車場事情には恵まれている。「一戸建てで駐車場が2~3台分あり、一家でクルマを複数台持つこともあります。それで低走行車の掘り出し物が出てくるのだと思いますね」。

今はちょうどゴールデンウィークが終わり、そういった掘り出し物も出てきている時期だという。「ゴールデンウィークの間はクルマを使う機会が多いので買い取りが少ないのですが、5月の末になって買取や在庫車両もだんだん増えてきています」。

カーセブン越谷店は屋内ショールームがあり、きれいな状態に維持された在庫車両を見比べることができる。

伊藤店長イチオシの在庫車両

カーセブン越谷店の在庫車両のなかから伊藤店長のイチオシ車両を聞いたところ、ちょうどその日に買い取ったばかりの日産『リーフ』があると勧めてくれた。発売間もない新型リーフの低走行車両だ。

平成30年式、ガンメタリックのリーフ Gで、プロパイロット付き。走行距離は4200km。価格は318万円だ。

「通勤用に、燃費の安いリーフを買ったそうなのですが、渋滞で思ったより時間がかかることが分かったので、早めに手放すとのことでした。そのような事情があってのことで、クルマがダメということではありません」。

つづいて紹介するのは、カーセブン越谷店のショールームでもひときわ目立つ激レア車、日産『シルビア ヴァリエッタ』だ。S15シルビアの電動メタルトップ仕様車で、販売された台数も極めて少ない希少車である。

「ヴァリエッタにとても思い入れのあるお客様で、AT仕様を所有されていたのですが、探していたMT仕様が見つかったので、AT車を当店で買い取ることになりました」といった経緯だそう。

希少車だけに、他店ではまともな買い取り査定額が出ないこともあったようだが、伊藤店長は、オーナーと深い話をするうちに、お互いに納得の価格で買い取りに至ったとのことだ。

平成12年式で走行距離は11万7000km。気になる価格は、89万円だ。

またお買い得な車両として、平成19年式のマツダ『デミオ』を挙げてもらった。

「走行距離がなんと2800kmで、価格は22万8000円です。記録簿が残っていますし、低走行ながらタイヤもきちんと交換されています。あまり乗る機会がないということで、車検のタイミングで買い取らせていただきました」。

このデミオは2世代前のモデルで、スリークなデザインになる前の世代のボクシーなスタイリングが特徴だ。車内が広いことに定評があった。現車は、内外装とも状態が非常によく、お買い得感のある車両だ。

年式は平成19年式、走行距離2800km、価格は22万8000円。

して、もう一台のお買い得車としてオススメなのが、三菱『デリカ スペースギア 4WD』。人気の特別仕様車「シャモニー」で、3リットルのガソリンエンジンを搭載する。

平成16年式、走行距離9万5000kmで、価格は37万8000円だ。

最後は、すでに問い合わせも多数入っているという人気車種、スバル『インプレッサ WRX STi』だ。走行距離はわずか8000km。これだけ低走行のWRX STiは珍しいという。

「スポーティーな車種に続けて乗り替えていらっしゃるオーナーで、今回は『レヴォーグ』に乗り替えたのをきっかけに買い取らせていただきました」とのことだ。

年式は平成24年式、走行距離は8000km。価格は309万円。
(価格は全て税込み)

今回の取材を通じて、直接買い取りならではのメリットがよく理解できた。「こういう店で中古車を買いたい」と納得した次第だ。どのように扱われてきた車なのか、納得してクルマ選びができるだろう。中古車選びは店選び、という格言もある。このような店で、希望にかなう車種を待って手に入れる、という買い方もありそうだ。

※中古車の在庫状況、価格は5月29日時点のものです。詳細は店舗にお問い合わせください。

カーセブン 越谷店についてはこちらから

《佐藤耕一》

日本自動車ジャーナリスト協会会員 佐藤耕一

自動車メディアの副編集長として活動したのち、IT企業にて自動車メーカー・サプライヤー向けのビジネス開発を経験し、のち独立。EV・電動車やCASE領域を中心に活動中。日本自動車ジャーナリスト協会会員

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