乗員の感情をリアルタイム分析できるAIを提供---カメラとマイクで

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運転者の表情分析イメージ画像
運転者の表情分析イメージ画像 全 1 枚 拡大写真

感情認識AIのサービスを提供するシーエーシー(CAC)は、リアルタイムで自動車の乗員の感情分析が可能な、車内センシングAI「オートモーティブAI」を提供開始する。

オートモーティブAIは、車内に設置したカメラとマイクから映像や音声を収集、マルチモーダルな感情分析を実現する。映像に映っている人物の表情を分析し、マイクからは発話者の音声を収集、これらを基にリアルタイムで乗員の感情を分析する。

外部ネットワーク接続を必要としないローカル処理モードでの使用が可能。RGB/近赤外線カメラの利用が可能なため、逆光や暗闇などでも運転者の表情を正しく検知できる。ディープラーニングによる画像認識技術を用いて、顔画像から表情や感情を高い精度で分析する。

オートモーティブAIは米国アフェクティブが開発した最先端の車内センシングAIで、ディープラーニングを利用した世界最大級の表情と感情のデータベースと、アフェクティブ独自のアルゴリズムにより高い精度で感情を分析する。これを活用することで、運転者や同乗者にとって、より安全で快適な環境を構築することが可能になる。

また、次世代のドライバーモニタリングシステムの開発や、快適な自動運転車両の開発、同乗者の反応に応じた全く新しい乗車体験提供などへの活用も見込んでいる。
新型フォレスターが正式の国内発表となった。注目が「ドライバーモニタリングシステム…

《レスポンス編集部》

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