GMとホンダ、自動運転領域で提携 GMクルーズに資本参加

GMが2019年から生産を開始する自動運転車、クルーズAVのインテリア
GMが2019年から生産を開始する自動運転車、クルーズAVのインテリア全 1 枚

ゼネラルモーターズ(GM)とホンダは、自動運転領域で協業することで合意したと発表した。

GMとホンダは、GMのライドシェア用自動運転車を開発する子会社のGMクルーズとともに、様々な使用形態に対応するGMクルーズ向けの無人ライドシェアサービス専用車を共同開発し、無人ライドシェアサービス事業のグローバル展開の可能性も視野に提携する。

自動運転領域での協業に向けてホンダは、GMクルーズへ7億5000万ドル(約850億円)出資するとともに、今後12年に渡って事業資金約20億ドル(約2200億円)を支出する予定。

ホンダの倉石誠司副社長は、GMとの自動運転領域の協業を決めた理由について「無人ライドシェアや電動化といった先進領域で業界を牽引していることや、CO2ゼロ・事故ゼロという共通のビジョンを持っていたからで、ホンダが得意とする顧客中心のデザイン・パッケージ、内外装の設計技術で、魅力的な無人ライドシェアサービス専用車両を開発する」としている。

GMクルーズには、ソフトバンクも出資しており、今回のホンダからの出資と提携が加わることで、クルーズの企業価値評価額は146億ドルになる見通し。

ホンダはGMと燃料電池車の開発や電動車向けリチウムイオン電池で協業している。

GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは「ホンダとの協業で、世界トップレベルの車両デザイン、開発、生産技術をクルーズに供給することができ、無人ライドシェア事業のリーダーとしてグローバルな事業展開を実現する」とコメント。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  5. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  6. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  7. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  8. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  9. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る