次世代シートは数や配置が自由自在、完全自動運転を想定…マグナ

マグナの次世代シートシステムのイメージ
マグナの次世代シートシステムのイメージ全 1 枚

マグナインターナショナル(Magna International。以下、マグナ)は12月10日、自動運転車やカーシェアリング向けの次世代のシートシステムを発表した。

マグナは、カナダに本拠を置く大手自動車部品メーカーだ。世界最大規模の自動車サプライヤーのひとつで、主にモビリティソリューションの開発に取り組んでいる。

マグナが今回発表した次世代のシートシステムは、自動運転車やカーシェアリング向けの次世代のシートシステムだ。使用目的に応じて、シートの数や配置を自由自在に変えられるのが特徴になる。

自動運転車モードでは、将来の完全自動運転車に対応。完全自動運転車ではドライバーは存在せず、乗員は移動中、運転操作以外のことが行える。そのため、車内での会議を想定したシートアレンジを提案する。参加者の数に応じて、シートアレンジを変更できる。シートアレンジは、スマートフォンのアプリで確認することも可能だ。

また、カーシェアリングモードでは、最大の室内スペースを確保できるシートアレンジに変わる。さらに、旅行モードでは、「キャンプファイヤー」のようなシート配置、マッサージ機能、快適な睡眠を可能にする4ウェイヘッドレストなどが装備されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  3. 15年の沈黙を経て...アウディ『RS6 セダン』、デジタルで先行復活!
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る