バスのドライバーを貸し借り…繁閑期で調整 実証実験へ

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国土交通省は12月12日、貸切バス事業でのドライバー不足解消による生産性向上や長時間労働是正による労働環境の改善を図るため、サポートドライバー活用の実証実験を実施すると発表した。

貸切バス事業では、地域の観光シーズンの違いなどによる需要の季節変動があり、繁忙期にドライバー不足になり、閑散期にドライバーが余剰となる傾向にある。このため、閑散期のドライバーを、繁忙期の事業者をサポートするドライバーとして活用する実証実験を実施する。全国各地へ取り組みを広げていくための課題や実現可能性を検証する。

具体的には、閑散期にドライバーが余剰となる事業者のドライバーに対して一定期間の兼業を認め、繁忙期でドライバーが不足している事業者が兼業を希望しているドライバーを雇用し、運転業務をサポートする。

実験は日の丸自動車興業、中央交通バスなど、全国7事業者・4ペアを組み、12月14日から2019年2月28日まで実施する。

《レスポンス編集部》

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