2年連続で増加し500万台突破…2018年の新車総販売

ホンダN-BOX
ホンダN-BOX全 3 枚

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1月7日に発表した2018年の新車販売統計(速報)によると、総台数は前年比0.7%増の527万2067台と2年連続でプラスとなり、かつ500万台ラインを突破した。

18年の新車販売は年間を通じて一進一退の推移だったが、軽自動車の堅調な回復に支えられ、小幅ながら増加となった。18年の販売のうち登録車は1.3%減の334万7943台と、3年ぶりにマイナスになった。一部で新モデル効果はあったものの、トレンドとしてはほぼ横ばいで推移した。17年秋に表面化した完成検査問題で落ち込んだ需要はほぼ回復したが、力強さを欠いた。

一方、18年の軽自動車の総販売台数は4.4%増の192万4124台と2年連続で増加した。ホンダの「N」シリーズやスズキの『ジムニー』など、各社とも新モデルが好調で、底堅い需要が続いた。

同時に発表された12月の総販売台数は前年同月比1.7%減の38万7525台で3か月ぶりのマイナスになった。このうち登録車は4.4%減の25万0879台と、3か月ぶりの減少。軽自動車は3.6%増の13万6646台となり、6か月連続で増加した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに日本上陸!…新型車ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る