安全で確実な移動のためのライティング、スタンレーが提案…オートモーティブワールド2019

スタンレー電気ブース(オートモーティブワールド2019)
スタンレー電気ブース(オートモーティブワールド2019)全 8 枚

スタンレー電気は1月16日に東京ビッグサイトで開幕したオートモーティブワールド2019に、ヘッドランプ内にセンサー搭載を可能にした小型光源ユニットや赤外LEDなど安全で確実な移動のためのライティングソリューションを出展、提案している。

【画像全8枚】

スタンレー電気マーケティングセンターの柴垣由紀チームマネージャーは「ヘッドランプ光源、ディスプレイやメーター類のバックライト、スマートルームミラーなど今後進んでいく自動運転やシェアリングサービスに必要なアプリケーションに役立つ車載デバイスを提案している」と、今回の出展内容を紹介。

このうち小型光源ユニットは「ヘッドランプの光源を小さくして薄型化することで、自動運転に必要となるライダーやレーザーを始めとするセンサー類を搭載できるスペースを確保した」という。

また近紫外LEDと光触媒の組み合わせで、既存のイオン方式の9.8倍の処理能力を持つ消臭用デバイスは「今後カーシェアリングの普及拡大に伴って、車室内の消臭ニーズの高まりに応えるもの」としている。

このほか高効率ハイパワー赤外LEDは、ヘッドランプ用LEDで培った技術を応用することで世界トップレベルの発光効率を実現しており、「ADAS(先進運転支援システム)の普及と共に拡大が予測されるドライバーモニタリングシステム用カメラの補助光源」として、すでにトラックメーカーに採用されている。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  4. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る