日野 プロフィア の速度計に異常 5万5000台をリコール

日野・プロフィア(2015年)
日野・プロフィア(2015年)全 2 枚

日野自動車は2月19日、日野『プロフィア』の車速センサに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2010年6月9日から2017年5月31日に製造された5万5731台。

今回のリコールでは、動力伝達装置に組み込まれている車速センサに不具合が発覚、警告灯が点灯し、速度計が指示不良となるおそれがある。その原因は、車速センサ内部基板部のハンダ量不足および、外部磁力に対する検討不足。ハンダに亀裂が発生して一時的にハンダ部が導通不良となったり、鉄くずを積載するための電磁石等で動力伝達装置が一時的に磁化するとセンサ内部の磁界が乱れ、車速センサが出力できなくなることがある。

改善措置として、全使用者に当該不具合を周知し、不具合の申し出があった場合は車速センサを対策品に交換する。また、一部の車両はエンジン制御用コンピュータを対策プログラムに書き換える。

不具合は535件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
  2. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  3. カスタムカーの祭典、愛知で初開催!「オートメッセ in 愛知 2025」7月26-27日
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る