スマホの位置情報を使って道路工事情報を配信 小田原厚木道路で実証実験へ

スマートフォンを活用した工事情報の提供に向けた実証実験の概要
スマートフォンを活用した工事情報の提供に向けた実証実験の概要全 3 枚

中日本高速道路(NEXCO中日本)とKDDI、KDDI総合研究所は4月24日、スマートフォンの位置情報を活用して効果的に工事情報を提供する実証実験を5月17日から実施すると発表した。

実証実験は、小田原厚木道路リニューアル工事期間中の渋滞が予測される時間帯に、工事の影響を受ける可能性の高い東京都・神奈川県・埼玉県に住むauスマートフォンユーザーに、アプリで工事情報を配信するもの。

配信する渋滞予測、迂回ルートの案内などの画面のデザインについてKDDI総合研究所が持つ行動変容技術を活用し、利用者にとって有益な情報となるよう、さまざまな工夫を凝らした画面を複数パターン作成して配信する。

また、一定期間後に工事区間や渋滞時間帯を避けた利用者の行動変化についてアンケート調査するとともに、KDDIの顧客で同意を得た位置情報を用いた分析によって、どのパターンが工事規制によ利用者への影響を最小化することができたかを検証し、渋滞緩和に効果的な情報提供のやり方を検討する。

リニューアル工事は5月7日から7月19日までで、平塚本線料金所から大磯インターチェンジ(IC)間で昼夜連続・対面通行規制とするほか、小田原西ICの箱根方面から厚木方面へ向かうランプウェイ閉鎖、小田原東ICから荻窪IC間で昼夜連続・車線規制を実施する。

《レスポンス編集部》

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