BMWグループの純利益74%減、世界新車販売は過去最高 2019年第1四半期決算

BMW 3シリーズ セダン 新型
BMW 3シリーズ セダン 新型全 4 枚

BMWグループ(BMW Group)は5月7日、2019年第1四半期(1~3月)の決算を発表した。

同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の総売上高は、224億6200万ユーロ(約2兆7755億円)。前年同期の226億6500万ユーロに対して0.9%減と、2年連続のマイナスとなった。

また、第1四半期の純利益は、5億8800万ユーロ(約727億円)。前年同期の22億8200万ユーロに対して、74.2%減と大幅な減益になっている。

大幅な減益となったのは、新型EVの生産に備えて、工場への投資を増額したのが要因のひとつ。およそ14億ユーロの法的引当金を計上したのも響いた。

そんな中、2019年第1四半期の世界新車販売台数は、過去最高の60万5333台。前年同期比は0.1%増だった。BMWブランドでは、新型を投入した『3シリーズセダン』が好調。SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)では、『X2』や『X3』、『X4』が、2桁増を達成している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. 「存在感ハンパない」DSの新型フラッグシップ『N°8』が「唯一無二な印象」など話題に
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る