ルノー日産統括会社、ゴーン前会長に1100万ユーロ不正支出の疑い

カルロス・ゴーン被告 (c) Getty Images
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ルノーグループ(Renault Group)は6月4日、カルロス・ゴーン前会長がルノーと日産の統括会社「ルノー日産BV」の会長を兼務していた期間に、同社からゴーン氏に不正に支払われた疑いのある金額が、およそ1100万ユーロ(約13億4000万円)に上ると発表した。

ルノーグループは2019年2月、慈善寄付契約に基づく5万ユーロ(約6200万円)の拠出金が、カルロス・ゴーン前会長の個人的な利益に流用されたと発表していた。

ゴーン前会長は、日産自動車の役員報酬を少なく公表していたことや、特別背任の疑いで逮捕されている。日産だけでなく、ルノーグループでも、ゴーン前会長の不正が明らかになった形となる。

ルノーグループは、ルノー日産BVの会長を兼務していた期間に、同社からゴーン氏に不正に支払われた疑いのある金額が、およそ1100万ユーロに上ると発表した。この1100万ユーロには、ゴーン氏の航空旅費、ゴーン氏に関連するその他の特定費用、非営利団体への寄付などが含まれており、ルノーグループはこれらの費用の返還に向けた法的措置を検討していく、としている。

《森脇稔》

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