伊豆急行100系のラストは七夕に…展示会と引退記念運行を実施 7月7日

2002年4月に営業運行を終了した100系は、伊豆急行が開業50周年を迎えた2011年に両運転台のクモハ103号が復活したが、「安全に対する設備の更新が困難となった」として、2018年12月に引退が明らかにされていた。
それ以後、2019年1月から2回、引退記念イベントが開催されてきたが、7月7日に開催される今回の3回目が最後となり、8時50分頃から10時10分頃まで伊豆急下田駅1番線で車両展示会を開催。その後は伊豆急下田~片瀬白田間で引退記念列車が10時42分頃から19時08分頃まで4往復運行される。
なお、車両展示会の参加には先着順に配布する無料の展示会入場整理券が必要。7分程度の時間で8回実施され、合計200人前後が参加できる。
また、引退記念列車は時間別にA~Dの4コースがあり、伊豆急下田12時37分頃発のBコースを除いては、片瀬白田駅(静岡県東伊豆町)から稲取貨物線に入線して伊豆急下田駅に戻るコースとなる。Bコースは片瀬白田駅までの往復乗車後に伊豆急下田駅での撮影会に参加する。
各コース抽選で50人を募集し、旅行代金は大人5000円・子供4500円。申込みは1人1コースのみで、6月17日10時から6月21日15時まで伊豆急行のウェブサイトで受け付ける。当選は6月24日以降に通知される。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》