必要なのは心の栄養と空間のゆとり、進化したメルセデス・ベンツ Bクラスでアウトドアを満喫

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メルセデス・ベンツ Bクラス(B 180)
メルセデス・ベンツ Bクラス(B 180)全 46 枚

ふわりと雲のスカーフを巻いた富士山と、踊るようにさざ波が揺れる湖面を借景に、生まれ変わった新型『Bクラス』は優美で自信に満ちた輝きを放っていた。低いスタンスにシャープなヘッドライトが涼しげで、そこから自然に流れるような美ボディが躍動感を伝えてくる。メルセデス・ベンツが掲げる新しいデザイン哲学「センシュアルピュリティ(官能的純粋)」は、どちらかというと実用性重視でカジュアル趣向だったBクラスにも、私たちをトキめかせる魔法をかけたにちがいない。

いつものようにはじまった我が家の朝は、黙々と家事を済ませ、ドタバタと子供たちを見送ってひと段落。そこから思い立って、約100kmのドライブで富士五湖のほとりまでやってきた。だんだんとビルがなくなり、周囲に山々が増えていって、空がどんどん広くなる。それと比例するように、心もスーッと透き通っていく気がした。

大容量のラゲッジを備えたデキる相棒

メルセデス・ベンツ Bクラス(B 180)メルセデス・ベンツ Bクラス(B 180)

ドライブの間、身体を包んでくれていた新型Bクラスのインテリアは、モダンなのにどこかホッと温かく、アバンギャルドなのにちゃんとフレンドリーで、とても心地よい空間だ。インパネ上部のカウルを廃止したダッシュボードに、先進感あふれるワイドスクリーンディプレイが置かれて、スッキリとした潔さと開放感が印象的。ジェットエンジンのタービンをモチーフとしたエアアウトレットは、奥の部分に色のアクセントが施されるなど、デザインの緻密さと遊び心もひとさじ。全64色から選べるアンビエントライトで、好きな色の世界に浸れるのもステキな演出だ。日々を頑張る私たちに必要なのは、こうした心の栄養、空間のゆとり。それを教えてくれているようだ。

もちろん、広い室内空間と秀逸なユーティリティに定評のあるBクラスは、新型でも健在。というか、確実に進化している。前席の室内幅は1456mm、ヘッドルームも1052mmと、室内空間はさらに拡大。後席も余裕のニールームに、視界がとても解放的になったことで、数値以上にゆったりと感じられて快適だ。収納スペースも多く、たっぷりのポケットやリッド付き小物トレイなどの使いやすさに加えて、Qi規格対応のスマートフォンを置くだけで充電できるワイヤレスチャージングやUSBジャックもしっかり備わっている。

そして、都心を抜け出してひとときのデイキャンプを楽しもう、と思わせた張本人が、大容量のラゲッジルーム。5人乗車時でも455リットル、後席を倒せば1540リットルにまで拡大し、後席は40:20:40と分割して倒せるので荷物に合わせて使い分けられる。テールゲートを開ければ、大きくてほぼスクエアな開口部と低めのフロアで、大きな荷物も引っかかりなく出し入れしやすいことに感心した。しかも、両手がふさがっていても足の動作だけでテールゲートが自動開閉してくれる、フットトランクオープナーも付いている。荷物だけでなく、小さな子供を抱っこしながら積み下ろしをすることが多い子育てファミリーにも、これは一度使ったら手放せない便利装備の一つだ。

メルセデス・ベンツ Bクラス(B 180)メルセデス・ベンツ Bクラス(B 180)

そんな大容量ラゲッジルームは、テント、2人分のチェア、テーブル、マット、クッションと、ドリンクやお菓子などを入れたクーラーボックスをラクラク飲み込み、まだお土産まで積めそうな余裕。これこそが、Bクラスがほかのコンパクトカーとはちょっと違う、デキる相棒になり得る大きな魅力だ。これなら、次の休日には遊び道具をたくさん積んで、子供たちを連れて大自然の中へ走っていこう。そんなワクワクも湧いてくる。

MBUXは自分を理解してくれるパートナー

メルセデス・ベンツ Bクラス(B 180)メルセデス・ベンツ Bクラス(B 180)

時には気の向くまま、新型Bクラスに導かれるドライブもいいだろう。「ハイ、メルセデス!」でお馴染み、先進の対話型インフォテインメントシステム「MBUX」が搭載された新型Bクラスは、まるで有能なプライベート秘書か、旅行ガイドが付き添ってくれるように頼もしい。自然言語式音声認識機能によって、本当に普通に話しかけるだけで、ナビの目的地入力や電話通話、メッセージ入力や読み上げに加え、音楽やラジオを流してくれたり、気象情報を教えてくれたり、エアコンや照明を変えてくれたりといった、実に多くの「用事」を理解してサポートしてくれる。

ここに来る間にも、例えば「ハイ、メルセデス! ちょっと暑いんだけど…」と話したら、ちゃんとエアコン温度を下げてくれたし、「この近くでコンビニに寄りたい」と言えば、しっかり検索して立ち寄り地をナビに加えてくれる、といった具合だ。だからもし、子供と一緒にどこへ行こうか悩んだ時にも、「公園に行きたい」なんてリクエストしたら、きっとピッタリの場所に案内してくれるはず。しかも、学習機能によって、新しい流行語なども学習していくらしい。だから愛車として一緒に過ごす日々が増えるほどに、自分を理解してくれるパートナーになってくれるということ。そんな新型Bクラスとの毎日は、これまでよりずっと笑顔に満ちたものになりそうだ。

安定感がありながらもスポーティな身のこなし

メルセデス・ベンツ Bクラス(B 180)メルセデス・ベンツ Bクラス(B 180)

さて、新型Bクラスに搭載されたパワートレインは、「B 180」に1.4L直4直噴ターボエンジン+7速デュアルクラッチトランスミッションの7G-DCT、「B 200 d」に2.0L直4直噴ターボのクリーンディーゼルエンジン+8速デュアルクラッチトランスミッションの8G-DCTの2タイプ。「B 200 d」は少し遅れて秋以降に日本にやってくる予定とのことだが、150ps/320Nmと十分なスペックで、高速域までトルクフルな加速を可能とし、排出ガス処理システムもかなり高性能に進化して、日本で販売される乗用車では類を見ないほどのクリーンさとなっているらしい。今から試乗が楽しみだ。

今回の相棒となった「B 180」は、革新的に小型軽量化されたガソリンエンジンで、三角柱を横に寝かせた形、つまりデルタ形のシリンダーヘッドが特徴的。これが実にいい仕事をして、先代よりパワーアップしたのはもちろん、素早いレスポンスやリニアな走りを叶えているという。朝の住宅街はまだしんとしていて、アイドリングにも気を使うものだけど、「B 180」はとても静かで安心した。自宅前の道はクルマ1台がやっと通れるほど狭く、クランク状に曲がって行かなければ表通りに出られない、ちょっとした難所。でも視界が左右まで広く、車両の見切りもいい新型Bクラスなら、まったくストレスなくクリアできた。いざとなれば、「パーキングアシストリアビューカメラ」の360°カメラシステムが、真上から見下ろしたような画像で周囲の状況を確認させてくれるので、狭い場所での取り回しや駐車の時も頼もしい。

軽やかな発進から、街中のストップ&ゴーでも上質なキビキビ感で気持ちよく走らせてくれる新型Bクラスは、手にしっくりと馴染むステアリングや、シートの絶妙なフィット感も好印象。乗り味は硬すぎず柔らかすぎず、シッカリとした安定感がありながらもスポーティな身のこなしができるところが魅力だ。高速道路のゲートを抜けたら、モリモリとしたパワーが弾けるように加速して、一気に爽快な高速クルージングへ。この盛り上がるような瞬間が、心まで解き放つ。7速デュアルクラッチトランスミッションの7G-DCTも、ダイレクトな変速でその爽快感に大きく貢献していると感じる。高速走行でも振動が少なく、手には適度に重厚な手応えもあるので、とてもリラックスできるのも嬉しい。

先進の安全運転支援システムは大事な要素

メルセデス・ベンツ Bクラス(B 180)メルセデス・ベンツ Bクラス(B 180)

そして、新型Bクラスには「インテリジェントドライブ」こと先進の安全運転支援システムも搭載されている。高度なステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーにより、周囲の状況をより的確に把握することができるようになって、機能もさらに強化されたという。アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動で制御して追従してくれる「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」には自動発進機能も備わり、渋滞などで停止するたびにいちいち再発進操作をしなくても、30秒以内なら自動で再発進してくれる。また「アクティブステアリングアシスト」では、車線が不明瞭な道でもガードレールなどを認識してステアリング操作をアシストしてくれるというのがすごい。

そのほか、高速道路走行時にウィンカーを点滅させるだけで自動で車線変更してくれる「アクティブレーンチェンジングアシスト」や、渋滞時緊急ブレーキ機能など、なんとメルセデスの最上級セダン『Sクラス』と同等の機能が備わっているというから驚きだ。こうした大きな安心感は、大切な家族を乗せるクルマなら絶対に欲しいところ。それに、思い立ったらパッとドライブへ出かけようとする、アクティブな気持ちを後押ししてくれる大事な要素だという気がする。

帰り道はすっかりリフレッシュした気持ちのまま、インテリジェントドライブで疲れ知らずのゆったりドライブ。1日をとても有意義に過ごしたという、なんともいえない満足感に浸ることができたのは、新型Bクラスのおかげだ。走ってよし、くつろいでよし、話しかけてもよし、大量の荷物を積んでもよし。新型Bクラスは最高にデキるコンパクトというだけでなく、毎日にいろんなハッピーを振りまいて、人生をもっともっと豊かにしてくれる1台だ。

■メルセデス・ベンツ Bクラスの詳細はこちら

《まるも亜希子》

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