東京オリンピック開幕まであと1年---混雑緩和にトヨタも在宅勤務[新聞ウォッチ]

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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

2020年東京五輪開幕まであと1年。期間中に予想される混雑緩和に向けた大規模テストが始まったほか、トヨタ自動車は大会マスコットの「ミライトワ」「ソメイティ」をあしらった試作ロボットなどをいち早くお披露目するなど、オリンピック関連の話題が目を引く。

都心の交通混雑緩和のための対策としては、7月24日と26日には首都高速道路の渋滞対策として大規模の交通規制テストを行うほか、時差出勤や、在宅勤務などのテレワークを実施。このうち、東京都の本庁職員約1万人は7月22~26日の午前8~10時は原則、公共交通機関を利用しないほか、一部職員は実験期間中、テレワークも行うという。

民間企業では、トヨタ自動車も明日24日を含む4日間、東京地域に勤務する約1600人の社員全員が原則在宅勤務としており、電話やメールなどによる遠隔での業務は通常と変わらないものの、東京・水道橋にある東京本社ビルを訪れても受付嬢の応対はなく、事実上“休業”状態になるという。

きょうの各紙は産経が1面で「開幕まで1年、五輪混雑緩和試行始まる、在宅勤務や時差出勤」のほか、日経も2面で「2000団体一斉テレワーク」。さらに、読売は「テレワークに商機、共有オフィス、のぞき見防止PC」とのタイトルで、テレワークが商機につながるととらえている企業も少なくないと伝えている。トヨタが開発中の東京2020大会マスコットロボット。左から「ミライトワ」「ソメイティ」。動くのは左の「ミライトワ」トヨタが開発中の東京2020大会マスコットロボット。左から「ミライトワ」「ソメイティ」。動くのは左の「ミライトワ」

2019年7月23日付

●東京モーターショー転機、海外勢中国へ、独自発信に力(読売・9面)

●曙ブレーキ再建案提示日米3工場閉鎖3800人削減(読売・9面)

●トヨタ五輪ロボ、映像配信用具運搬(読売・9面)

●交通死1418人最小ペース、上半期高齢者「操作ミス」3割(読売・37面)

●混まない五輪へ実験「スムーズビズ」3000企業・団体が参加(読売・38面)

●ベンツ初300万円台のセダン(朝日・12面)メルセデスベンツAクラスセダンメルセデスベンツAクラスセダン

●日米交渉本格化、農産物・車「9月には」(毎日・7面)

●豊田市主将が打った、都市対抗野球(毎日・25面)

●燃料電池部品ボッシュ量産、欧州、再評価の機運(日経・17面)

●空港行きのバス、自動運転タクシーと連携、日の丸交通など実験(日経・17面)

●いすゞ営業益2割減、4~6月、新興国で需要低迷(日経・19面)

《福田俊之》

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