トヨタ カローラワゴン から派生、SUV「トレック」…欧州で発表

最低地上高は20mm引き上げ

2種類のハイブリッド

トヨタセーフティセンスの最新バージョン

新型トヨタ・カローラ・トレック
新型トヨタ・カローラ・トレック全 9 枚

トヨタ自動車の欧州部門、トヨタモーターヨーロッパは、9月23日、新型『カローラ』の「トレック」(Toyota Corolla TREK)を発表した。

画像:新型トヨタ・カローラ・トレック

最低地上高は20mm引き上げ

同車は新型カローラのワゴンとして、欧州市場で用意されている新型『カローラ・ツーリングスポーツ』をベースに開発されたクロスオーバー車だ。最低地上高を20mm引き上げ、前後にはアンダーガードが装備される。これにより、ちょっとした悪路への乗り入れを可能にした。

足元には、専用デザインの17インチアルミホイールを装着した。サイドクラッディングパネル、ハニカムフロントグリル、プライバシーガラス、フォグランプ、LEDヘッドライトも採用する。

インテリアは、専用のツートンシートやウッド調パネルを装備した。荷室は、後席が通常の状態で、598リットル(VDA計測法)の容量を持つ。後席を倒せば、さらに荷物スペースが拡大する。7インチのTFTインフォテインメントディスプレイなど、最新の車載コネクティビティも導入されている。新型トヨタ・カローラ・トレック新型トヨタ・カローラ・トレック

2種類のハイブリッド

パワートレインは、ハイブリッドがメインだ。トヨタモーターヨーロッパの戦略に沿って、1.8リットルと2.0リットルの2種類が設定される。

1.8リットルのハイブリッドは、1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力122hp、最大トルク14.5kgm)にモーター(最大出力72hp、最大トルク16.6kgm)を組み合わせる。1.8リットルエンジンは、摩擦低減対策、より大容量のEGR(排気ガス再循環)システム、熱管理の最適化などの改良を実施した。出力や静粛性に影響を与えることなく、新開発の「GA-C」プラットフォームに適合するように小型軽量化された。バッテリー(二次電池)は、リチウムイオンとし、燃費のさらなる向上を目指す。

2.0リットルのハイブリッドは、欧州の顧客のニーズに合わせて開発された。2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力180hp、最大トルク19.6kgm)にモーターを組み合わせる。14:1の高圧縮比、高効率の吸気ポート、新開発のオイルポンプ、複数の摩擦低減対策、トランスアクスルの小型化などにより、燃費性能を追求した。排気システムの触媒コンバータをエンジンの近くに配置し、エンジン始動後のウォームアップ制御を最適化して、早期の排ガス浄化を実現する。バッテリー(二次電池)はニッケル水素だ。EVモードの最高速は115km/hとした。

また、ダウンサイジングの1.2リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンも用意した。欧州仕様の場合、最大出力は116hpを発生する。新型トヨタ・カローラ・トレック新型トヨタ・カローラ・トレック

トヨタセーフティセンスの最新バージョン

先進運転支援システム(ADAS)として、「トヨタセーフティセンス」の最新バージョンを標準装備する。最新のトヨタセーフティセンスには、昼間と夜間の両方で、自転車と歩行者を検出する「プリ・コリジョン・セーフティ・システム」、自動停止および再発進機能を備えたアダプティブクルーズコントロール、レーントレースアシスト、交通標識認識、インテリジェント自動ハイビームが含まれている。

なお、新型『カローラ・トレック』の開発に際しては、米国の自転車ブランド、「トレック」(TREK)と協力した。ルーフに自転車が積載できるキャリアを装着した16台の新型カローラトレックが、自転車ロードレースの最高峰、UCIワールドチームのひとつ、「トレック・セガフレード」のサポートカーに起用されている。

《森脇稔》

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