二輪車のOBD2に排ガス浄化装置の劣化を監視・警告する機能を追加へ 国交省

自動車 社会 行政
(イメージ)
(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示を一部改正し、二輪車の車載式故障診断装置(OBD2)の要件に排出ガスを浄化する装置の劣化を監視する機能を追加すると発表した。

2017年5月の中央環境審議会答申「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について」では、国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(WP29)での検出項目に関する議論を踏まえ、二輪車の排出ガス低減対策として高度な車載式故障診断装置(OBD2)の導入が提言された。これを受けて、二輪車(原動機付自転車を除く)にOBD2を導入するため、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示を改正する。

改正では、二輪車のOBD2の要件として、失火及び触媒劣化などの故障で、排出ガス値が異常レベルを超える可能性がある場合、故障を運転者に知らせるとともに、故障時の自動車使用状況の情報をシステム内に保存することを規定する。

適用時期は新型車が2020年12月から、継続生産車が2022年11月から。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ベリーサの再来か、次期マツダ2か? マツダ『X-COMPACT』の正式発表を待ち望む声続々
  2. トヨタのピックアップトラック『タコマ』、上位グレードはハイブリッド専用に…米2026年モデル
  3. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】3タイプで味わった、“身近なBMWクーペ”の完成度…島崎七生人
  4. 希少なヒストリックカーの数々…三浦半島に集まる名車たち@ソレイユの丘
  5. クラウンスポーツで体現、純正内装派に刺さる最適解! パイオニア・グランドレゾリューションの新しい楽しみ方[car audio newcomer]by サウンドエボリューション ログオン
  6. ポルシェ、ペピタやタータンなど歴史的シート生地を復刻…旧車のレストアを支援
  7. 【スズキ アドレス125 試乗】扱いやすさ&快適性は星5つ!“軽快125”の新スタンダード…伊丹孝裕
  8. 「このまま出て欲しい」「かっこいい!」既成概念を壊す、次世代トヨタ『カローラ』の姿に注目集まる
  9. メルセデスベンツ『GLC』新型、最終デザインを入手! ハイエンドモデルにはV8か
  10. ブガッティの「火球」、『ボリード』生産終了…W16エンジンの歴史に幕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る