中国のADAS・自動運転センサー市場、2030年に1.8兆円規模に拡大 矢野経済研究所が予測

中国のADAS/自動運転用センサの市場規模予測
中国のADAS/自動運転用センサの市場規模予測全 1 枚

矢野経済研究所は、2030年までの中国のADAS(先進運転支援システム)/自動運転用センサー市場の予測を発表した(5日)。

中国のADAS/自動運転用センサの2019年の市場規模は2529億4000万円に達する見込み。センサの種類別の内訳は、レーダーが680億4000万円、カメラが1561億円、超音波センサーが288億円。

レーダーは前方検知用に搭載される77GHz長距離レーダに加え、後方側面の左右に搭載される短距離レーダーの需要も伸びている。短距離レーダはBSD(後方死角検知システム)やDOW(ドアオープン警報)などで使用されており、後方からの二輪車のすり抜け事故の多い中国ではDOWのニーズが高く、装着率が上がっている。

カメラはADASで使われている前方認識用センシングカメラ、リアやサラウンドビューカメラなどの搭載数量が拡大しており、中国現地メーカの製品もリアビューカメラを中心に増えている。

超音波センサーは衝突警報や駐車支援システム向けに需要が伸びており、用途に合わせて車両1台あたり4~12個の超音波センサーが搭載されている。

2030年における中国のADAS/自動運転用センサーの市場規模は1兆8371億8000万円に成長すると予測する。センサーの種類別の内訳は、レーダーが4843億5000万円、カメラが6154億1000万円、超音波センサーが759億2000万円、LiDARが6615億円。最も市場規模が大きいのがLiDARで、2025年以降、自動運転レベル3(システムの要請に応じて手動運転)以上の自動運転システムでの需要が拡大する見通し。

《レスポンス編集部》

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