ラグビーワールドカップ試合日のakippa駐車場、料金は平均3.3倍…稼働率ほぼ100%に

ラグビーワールドカップ日本大会決勝、イングランド(白)対南アフリカ(緑。11月2日)
ラグビーワールドカップ日本大会決勝、イングランド(白)対南アフリカ(緑。11月2日)全 4 枚

駐車場予約アプリを運営するakippaは、9月20日から11月2日まで開催されたラグビーワールドカップ日本大会の、試合日における駐車場シェアリングの利用状況をまとめた。

それによると、試合が開催されたスタジアム周辺の試合開催日の駐車場稼働率は、全会場ほぼ100%、ラグビー以外のイベントと比較しても高い数字となった。会場周辺の交通渋滞、駐車場不足が予想されるため、あらかじめ予約をして利用しようと考えたドライバーが増えたと想定される。

またakippaでは、イベント時には駐車場料金を変動させており、今回も試合会場から徒歩30分から40分圏内の駐車場価格を変動。その結果、試合開催日の駐車場平均単価は、通常日の約3.3倍。最も価格上昇した駐車場は、通常日は550円で設定しているところ、試合日には6000円まで値上がりした。

日本では来年以降も東京2020大会や大阪万博など、世界規模のイベントの開催が複数予定されている。akippaは今後も、提携駐車場の開拓を進め、利用可能な駐車場を増やすことにより、駐車場不足に伴う周辺の違法駐車や迷惑駐車の抑制を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  4. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  5. 次世代バイオディーゼル、2050年カーボンニュートラルへ…期待される理由とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る