まるで動く自動車博物館…八王子いちょう祭りクラシックカーパレード

第40回 八王子いちょう祭り クラシックカーパレード
第40回 八王子いちょう祭り クラシックカーパレード全 55 枚

東京都八王子市で11月17日、恒例の八王子いちょう祭りが開催され、約250台の内外のクラシックカーがパレードを行った。主催は八王子いちょう祭り祭典委員会、主管はクラシックカーパレード実行委員会。

今年で40回を迎えた、クラシックカーによるパレードの草分け。午前中に八王子市役所駐車場で各地から集まった旧車が展示され、昼過ぎにパレード開始。甲州街道(国道20号)の追分交差点から多摩御陵までの約2.6kmをゆっくりと進んだ。

大正天皇の多摩御陵完成に伴って沿道には約770本のイチョウが植えられており、後に並木全体が市の天然記念物に指定された。1979年からはこの並木の黄葉の季節に合わせて、市民による手作りのイベントとして毎秋に同祭を開催。クラシックカーのパレードも初回から行われてきた。

参加資格は原則として1989年までに生産されたオリジナルの車両。メルセデスベンツは30台近い車両が参加し、同車のSLクラス3代目のクラブ「CLUB107」が先頭に市長などの要人を乗せての”大名行列”行った。ほかにもこのイベントには「日本オールドカークラブ」や「全日本ダットサン会」「オートモビル・クラブ・ジャパン」などの旧車会が数多く協力し、国産車と外国車は問わず、軽自動車やトラック、大衆車、スポーツカーなど様々な車両が行進した。

この日は快晴に恵まれ、イチョウ並木は黄金色に輝いた。沿道で列をなすクラシックカーとそのドライバーたちも心地よさそうで、多くのギャラリーに笑顔で手を振っていた。

《嶽宮 三郎》

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