埼玉県羽生市の水郷公園で11月23日と24日、「世界キャラクターさみっとin羽生」が開催され、これに共催する形で24日には内外の旧車が約60台集結した。主催は同実行委員会と羽生市。
今回で10回目となる羽生市の恒例のイベント。国内外から”ゆるキャラ”約310体が集まり、様々なキャラクターステージが繰り広げられたほか、50を超える各地の飲食ブースが出店。あいにくの雨模様となったが多くの来場客でにぎわった。
このイベントに旧車が展示されるのは2回目。地元の自動車愛好会である「日本旧軽車会」と「オール日本ライフクラシックカー倶楽部」が協力した。シャトルバスの発着所からイベント会場へと続く動線上の約180mにずらりと並べられた内外の旧車に、家族連れを中心とした来場客は興味深げに視線を投げかけていた。
参加したのは戦後の昭和から2000年にかけて生産された車両。スバル『R-2』やスズキ『フロンテ』などの軽自動車、ダットサン『1000』や『ブルーバード』などのシングルナンバー車、MG『TD』やフェラーリ『テスタロッサ』などの外車が整列した。雨模様のために参加できない車両もあったが、昼過ぎには雨が上がり、各オーナーたちは愛車の汚れをウエスで落としてピカピカに。とぼけたゆるキャラとの、ちょっと不思議なコラボを楽しんでいた。
第10回 世界キャラクターさみっとin羽生・クラシックカーフェスティバル