30年を迎えた初代マツダ ロードスター のメンテナンスブック

初代マツダ / ユーノス・ロードスター
初代マツダ / ユーノス・ロードスター全 2 枚

『ロードスター メンテナンスブック 二訂版』
1989~1997
編者:リブビット・クリエイティブ
発行:グランプリ出版
定価:本体価格2000円(消費税除き)
ISBN978-4-87687-370-8

発売から30年を迎えた初代マツダ『ロードスター』。これからも乗り続けるための知識と手法を、豊富な写真と解説で紹介された1冊が刊行された。

走行距離10万kmを超えた初代ロードスターが増えている。B6ZE(RS)エンジンは24万kmの耐久試験を実施しているというが、補器類をはじめ各消耗パーツはタイミングを見ながら交換が必要になろう。

本書ではオイルやフィルター、プラグコードやバッテリーなど常識的な交換パーツ以外で、10万km前後に“怪しく”なる消耗パーツの交換方法が紹介されている。

その内容はクラッチ交換や前後ブレーキ、サスペンション関係をはじめ、エンジン徹底解剖プロローグとしてエンジンを降ろし、分解、組み立てなど多くの写真で手入れの手順を紹介し、こまめなメンテナンスによってトラブルの発生頻度を抑える方法を詳しく解説。初心者から上級者までが自分で出来るメンテナンスの入門書といえよう。

『ロードスター メンテナンスブック 二訂版』『ロードスター メンテナンスブック 二訂版』なお本書は2011年8月10日に初版が刊行された『ロードスターメンテナンスBOOK』(三樹書房)をもとに、各メンテナンス項目で紹介される交換パーツ代金を更新、更に内容全体の再確認実施し二訂版として刊行されたものである。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  6. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  7. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  8. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  9. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る