GRヤリス は価格396万円で予約開始、ワールドプレミアのサプライズはあの人…東京オートサロン2020

トヨタGRヤリス・ワールドプレミア(東京オートサロン2020)
トヨタGRヤリス・ワールドプレミア(東京オートサロン2020)全 18 枚

東京オートサロン2020で、待望のトヨタ『GRヤリス』、またの名を「GR-4」がワールドプレミアムとなった。TOYOTA GAZOO Racing 友山茂樹氏が「市販車を改造するのではなく、レースで勝つために作った市販車」と紹介した。

発表されたスペックは、「G16E-GTS」1.6リッター ターボエンジン、6速マニュアルトランスミッション(当然)、フルタイム4WD。272馬力、37.7kgmf。リアサスはダブルウィッシュボーン。トレッドは『86』よりも広くなるという。フロントフードやドアパネルにはアルミ素材を採用し、ルーフはカーボンとなる。重量バランスのためバッテリーはリアに積まれる。「レースのために作った」を体現する仕様となっている。

紹介された「GRヤリス 1st Edition」は夏頃発売を予定しているが、モリゾーこと豊田社長の最終OKがでていない(友山氏)とのことで、夏までにさらなる調整、チューニングを行う。

また、1st Editionについては、1月10日より国内で先行予約を開始することも発表された。このエディションにはラジエータグリルやリアスポイラー、リアバンパーにマッドブラックの特別色の設定がある記念モデルになるという。予約者には先行試乗会などの特典も用意されている。

友山茂樹氏(東京オートサロン2020)友山茂樹氏(東京オートサロン2020)

価格はRZ High Performanceが456万円、RZが396万円(ともに税抜)。

発表の最後には、米西海岸のCES会場から直行したと思われる豊田社長がサプライズで現れ、友山氏や会場を驚かせた。豊田社長は「オートサロンには野郎2人ではなく華が必要」とトヨタタイランドの綺麗所をつれての派手な登場となった。
GRヤリス はWRCで勝つために生まれた…東京オートサロン2020[詳細画像]

スープラもいいが、トヨタの手で作ったスポーツカーがほしかった(東京オートサロン2020)スープラもいいが、トヨタの手で作ったスポーツカーがほしかった(東京オートサロン2020)

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  2. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  3. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  4. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  7. MINIに新種『エースマン』登場、航続406kmのEV…北京モーターショー2024
  8. アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
  9. 「何にでもなれる自由な存在」グランドクロスオーバー、スズキ『GSX-S1000GX』の凄みとはPR
  10. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
ランキングをもっと見る