ルパンのフィアット 500 を再現するための「こだわり」…東京オートサロン2020

ルパン三世のフィアット500が東京オートサロンに登場!!
ルパン三世のフィアット500が東京オートサロンに登場!!全 11 枚

「ルパンのフィアット『500』にどこまで迫れるか、相当にこだわってます!」と出展者が宣う一台が、東京オートサロン2020に出展された。例年東京オートサロンで懐かしい車の数々をレストアして出展しているエンドレスだ。

【写真 全11枚】フィアット500エンドレス・カリオストロの城

アニメ「ルパン三世」の劇場版映画作品『カリオストロの城』に登場するフィアット500。これをモティーフに仕立てたクルマは散見される。しかしエンドレスでは、最初からルパンのフィアットを作ろうと思っていたわけではなかったそうだ。

「今年フィアット500をレストアすることは決まっていて、当初は普通にきれいに仕上げるつもりでいたのですが、社内でカリオストロの城に出てきたクルマを再現してはという話がいちど出てからは、社長も含めてかなりヒートアップしました」とエンドレスアドバンスの村田さん。

このクルマは2台のフィアット500をベースとしており、それぞれの使える部分を集めて作業は始まった。「届いたときには転がすのもままならないような状態でした」と村田さん。車内を見ると、灰皿には無造作に押し込まれた吸い殻の山。内装の内張は濃い茶色、赤いシート、黒いハンドル。

もともと13馬力というスペックのフィアット500。劇中車はスーパーチャージャー装備で、レバーを引くとものすごいパワーが出る、ということになっている。展示車のエンジンは『650』のものになっていて、強化されている。「また、フィアット500の排気口は通常右後ろなのですが、作中では左側になっていますので、フジツボに左出しマフラーを特注して装着しています」。

「全体の風合いなんですが。ルパン三世は絵の中の世界。実はボディ後端付近の形状がフィアット500のボディそのままではやや硬い印象になるのです。絵の柔らかいタッチを表現するためにホイールアーチの端を削って丸みを持たせるように仕上げています」

レストアしたフィアット500というよりも、「ルパン三世が東京オートサロン2020の会場に乗り付けて置いて立ち去った」かのようなクルマだ。

《中込健太郎》

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