BMWのSUVシリーズ“Xシリーズ”の最上級SUV『X7』。同社の『X5』や『X6』を超えるこのフルサイズSUVのサイズは、BMW過去最大の全長5.165m、全幅1.835m。ラグジュアリーさを極めるだけでなく。俊敏性やマルチタスク性を兼ね備えているという。
目次
【海外試乗】BMWの走りが担保できるのはここまでかもしれない…九島辰也
Xシリーズもついに「7」へ
去る2月27日、日本で発売開始がアナウンスされた新型『X5』。製品自体の発表は昨年6月、そして9月のパリオートサロンでワールドプレミアされ、ヨーロッパでは11月から売られている。特徴は新世代の大型キドニーグリルと4輪アダプティブエアサスペンション。大型SUVとしてさらなる進化を遂げた。
【海外試乗】BMWの走りが担保できるのはここまでかもしれない…九島辰也 画像
最上位ラグジュアリーSUVを日本市場へ導入 価格1079万円より
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、昨年11月のロサンゼルスモーターショーで発表した最上級SUV『X7』を日本市場に導入、6月24日より販売を開始した。納車開始は8月以降を予定している。
新型X7は全長5165mm×全幅2000mm×全高1835mmの存在感あふれるボディサイズで、『X5』や『X6』を超える最上級のフルサイズSUV。フロントのキドニーグリルは縦型に近い大型サイズで、SUVらしい屈強な印象を際立たせている。ヘッドライトは地面と水平となるようなフラットでモダンなデザインを採用。ボディ側面には、優美かつ印象的な一本のキャラクターラインを刻み、クローム加飾のガーニッシュとともに、シンプルかつ上質なデザインを演出している。
最上位ラグジュアリーSUVを日本市場へ導入 価格1079万円より 画像
日本法人社長「BMWで過去最大のXモデル」…全長5.165m
ビー・エム・ダブリューは6月24日、新型SUV『X7』の販売を開始した。価格は1079万~1566万円で、納車は8月以降を予定しているという。
ビー・エム・ダブリューのペーター・クロンシュナーブル社長は同日、都内で開いた発表会で「X7はBMWで初めて、スポーツアクティビティビークル(SAV)に求められる俊敏性と多用途性を兼ね備え、しかもラグジュアリーモデルとしての存在感、高級感、そして空間の広さを融合させたクルマとなる。BMWで過去最大のXモデルのサイズは全長5.165m、全幅2m、そして全高1.835mとなっている」と紹介した。
日本法人社長「BMWで過去最大のXモデル」…全長5.165m 画像
セダンの頂点はコンサバ、求められたSUVのフラッグシップ…商品担当
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、同社のSUVラインナップの頂点を極める『X7』(BMW X7)を発表した。このクルマはセダンラインナップのトップ、『7シリーズ』と双璧に位置づけられるという。
7シリーズが競合
現在BMWでは昨年12月にスペシャリティモデルの『8シリーズ』、続いて同カブリオレを導入。続いて大幅に改良したサルーンの『7シリーズ』、SUVの『X7』とラグジュアリーセグメントモデルを積極的に導入している。あえてこれまでなかったSUVセグメントにまでラグジュアリーモデルを登場させたのか。
セダンの頂点はコンサバ、求められたSUVのフラッグシップ…商品担当 画像
コンチネンタル プレミアムコンタクト6、新型に新車装着
コンチネンタルタイヤのスポーツコンフォートタイヤ『プレミアムコンタクト6』が、BMWの新型SUV『X7 xDrive35dデザインピュアエクセレンス』と『X7 xDrive35d Mスポーツ』に、新車装着タイヤとして採用されている。
タイヤは「285/45R21 113Y XL プレミアムコンタクト6 SSR ☆」で、パンクなどで空気圧がゼロになっても継続走行可能なSSRテクノロジー採用のランフラットタイヤ。また、サイドウォールにはBMWの承認マーク「☆」が刻印されている。
コンチネンタル プレミアムコンタクト6、新型に新車装着 画像
頂点「M50i」、530馬力ツインターボ…フランクフルトモーターショー2019
BMWは、フランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)に、最上級SUVの『X7』(BMW X7)のトップグレード、「M50i」を出展した。
トップグレードらしい専用の内外装
M50iの内外装には、トップグレードらしくスポーティな演出が施された。外観は、サイドシルとリアバンパーが専用デザインだ。BMWインディビジュアルの高光沢シャドーラインや、セリウムグレー仕上げのキドニーグリル、ドアミラーカバー、エアブリーザーが、高性能モデルと主張する。
頂点「M50i」、530馬力ツインターボ…フランクフルトモーターショー2019 画像
【試乗】「駆け抜ける歓び」とは対極の走り?…中村孝仁
頑なにスポーツ・アクティビティー・ビークル(SAV)を標榜するBMW。その最大のモデルが『X7』である。
ご存知の通り世の中、今、とりあえずSUVを作っておけば売れる…そんな時代である。だから巷には山のように大きなSUVが溢れかえっている。そんな中でX7はひときわ目を引く大きさを持っている。