【アウディ A8 新型まとめ】時代の先を行く旗艦…価格やスペック、試乗記

アウディA8新型
アウディA8新型全 4 枚

アウディのフラッグシップセダン『A8』とロングボディの『A8L』。法整備の都合で、期待されていたレベル3の自動運転の設定は先送りとなった。しかし今回で4代目となる新型には、量産車初のレーザースキャナーを始めとする最大23ものセンサーによる運転支援システムを搭載。高性能グレードの『S8』やPHVモデルの追加が予定されている。

目次

  1. 8年ぶりにフルモデルチェンジ、レーザースキャナーを量産車初搭載 1140万円より
  2. 日本法人社長「より高い安心感と快適性を実現」
  3. 【試乗】まさに時代の寵児、卓越したポテンシャルの一端に触れた…中村孝仁
  4. 【試乗】安心がスポーティさの懐を広げてくれる…松田秀士
  5. 【試乗】最上級セダンはドライバーズカーとなり得るか…島崎七生人
  6. 頂点、571馬力の S8 新型…ロサンゼルスモーターショー2019で発表へ
  7. 新型にPHV、EVモードは46km…ロサンゼルスモーターショー2019で発表へ

8年ぶりにフルモデルチェンジ、レーザースキャナーを量産車初搭載 1140万円より

アウディジャパンは、フラッグシップセダン『A8』(Audi A8)を8年ぶりにフルモデルチェンジし、10月15日より販売を開始する。

第4世代となる新型A8は、量産車として世界初となるレーザースキャナーをはじめ、ミリ波レーダー、カメラセンサー、超音波センサーを合わせて最大23ものセンサーを搭載。セントラル ドライバーアシスタンス コントローラー(zFAS)がセンサーからの膨大な情報を統合的に分析して高度な周辺環境モデルを構築し、人間の感覚に近い、遅れの少ない自然な制御を実現する。

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日本法人社長「より高い安心感と快適性を実現」

アウディジャパンは、8年ぶりに全面改良したフラッグシップモデル『A8』(Audi A8)について、10月15日から販売を開始すると発表した。量産車初となるレーザースキャナーの搭載で運転支援システムをより進化させたほか、アウディとして初めてマイルドハイブリッドシステムを採用したのが特徴。

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日本法人社長「より高い安心感と快適性を実現」 関連記事

【試乗】まさに時代の寵児、卓越したポテンシャルの一端に触れた…中村孝仁

レベル3自動運転などなくても

ついにレベル3の自動運転を可能にしたクルマが世に出る…。そう深く印象付けたのは昨年の東京モーターショーでの出来事。アウディが高らかにそれを謳ったからだ。

そのA8がついに発売になるのだ、が残念な事にクルマの側で追いついていたレベル3自動運転は、法整備の方が追いつかず、設定を断念しての登場となった。

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【試乗】安心がスポーティさの懐を広げてくれる…松田秀士

アウディ『A8』と『A7スポーツバック』。この2車種が新型(フルモデルチェンジ)となったのだが、共通した新機能とその試乗インプレッションを紹介しよう。ただし、ここではA8に特化する。

量産車初のレーザースキャナー搭載

まずその新機能。1つ目は、量産車で初めてレーザースキャナーを搭載したこと。レーザースキャナーはユニット内で鏡状の反射板がクルクルと回り、ミリ波レーダー(照射範囲35度)よりも広範囲(照射範囲145度)を照射認識することができる。ライダーなどとも呼ばれる装置だ。これにより、急な前方への割り込みなどに対してこれまでのレーダーでは真正面に割り込まれてから反応していたものが、割り込み始める斜め前方位置から認識し減速制御ができ安全性が向上している。

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アウディ A8 新型アウディ A8 新型

【試乗】最上級セダンはドライバーズカーとなり得るか…島崎七生人

ドライバーズカーとしてのアウディA8

先日、新型『A8』の「L」ボディについてのレポートはお届けした。この時は試乗会場でV8エンジンに乗ることを優先した結果、Lボディが付いてきた……といったところだった。

けれど今回は試乗車の選択肢に恵まれ、当初からV8エンジンが載った標準ボディのA8が指名できたのだった。Lボディは当然ながら、後席に高いプライオリティを置いたモデルなのに対し、標準ボディはドライバーズカーの意味合いがより強い。果たしてそんな“面持ち”で走らせた際の、Lボディとの味わいの差はどうか?が興味深かった。

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  • アウディA8 60 TFSI quattro
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頂点、571馬力の S8 新型…ロサンゼルスモーターショー2019で発表へ

アウディは、11月20日に米国で開幕するロサンゼルスモーターショー2019において、新型『S8』(Audi S8)を初公開すると発表した。

新型S8は、新型アウディ『A8』をベースに開発された高性能グレードだ。アウディは新型『S6 セダン』、新型『S6アバント』、新型『S7スポーツバック』など、最新Sモデルに関して、欧州仕様車にはディーゼルエンジンを搭載する戦略を進めてきた。しかし、新型S8では、グローバル市場でガソリンエンジンを搭載する。

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アウディ S8 新型アウディ S8 新型

新型にPHV、EVモードは46km…ロサンゼルスモーターショー2019で発表へ

アウディは、11月20日に米国で開幕するロサンゼルスモーターショー2019において、新型『A8』(Audi A8)のプラグインハイブリッド車(PHV)、「A8 L 60 TFSI e クワトロ」を初公開すると発表した。

PHV専用エクステリア

外観は、フロントバンパーのサイドに、5つデイタイムランニングライトを装備した。このフロントバンパーはクロームトリム仕様、ドアハンドルはクロームインレイ仕様になる。リアバンパーには、ディフューザーインサートとクロームを採用した。空力特性を追求した19インチアルミホイールを標準装備する。

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  • アウディ A8 L 60 TFSI e クワトロ
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《滑川寛》

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